映画「最高の人生の見つけ方(The Bucket List)」、レーストラックはカリフィルニアスピードウェイ、スカイダイビングはカリフォルニアのペレスなど。
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最高の人生の見つけ方 販売元:ワーナー・ホーム・ビデオ |
映画「最高の人生の見つけ方(The Bucket List)」 (ロブ・ライナー監督)
出演は、ジャック・ニコルソン、モーガン・フリーマン、ショーン・ヘイズ、ロブ・モロー、ビバリー・トッドほか。
脚本はジャスティン・ザッカム。
生と死、宗教、信仰、信念などがからんだシリアス映画だが、ユーモアがあり、笑いと涙と感動が絶妙なバランスで散りばめられている作品。
60を過ぎた大富豪と自動車修理工が病室で出会う。
大富豪はこれまでほとんど全てを仕事にそそいぎ、お金儲け、仕事には成功。だが4度も離婚し、ただ一人の娘とも絶縁となり、闘争心がむき出しの性格ゆえにお金はあっても孤独の身。
一方の自動車修理工は、自分のやりたい夢をあとまわしにして家族を養うために働いてきた。おだやかで物静か、どこか宗教家のよう。
ただ、二人には共通点がある。自分の人生が余命6ヶ月の宣告をうけていること。それから、何が自分にとって大切かを考えるまとまった時間がこれまで、なかなかもてなかったこと。
で、(つきなみだが)、人生に後悔はつきものだ。
どうしてあんな事をしてしまったのだろうという後悔と、なぜやらなかったのだろうという後悔。(「男はつらいよ 夕焼け小焼け」に似たセリフがある。)
一説によると、何かをやった後悔よりも、やらなかった後悔のほうが大きいともいわれる。
後悔先に立たず。
どっちにしても、結局のところ、その時その時、自分がおかれた状況の中で、その歳なりの自分の判断で取捨選択をしていていくしかなく、未来にそれがどういう結果になってしまうのか、わからないもの。
でも、その結果を受け入れなければならない。
そして、それを自分自身で心の底から受け入れるには、心の奥に封印していた心の傷など、自分自身の深層心理にある事どもと向き合って、そこに気付かなければならず、そのためには、自分に素直にならなければならない。
いずれにしても、余命宣告を受け、「ありがとう」と感謝の気持ちで人生を締めくくるためには、家族や友人との関係ほど大切なものはないはずで、それがこの映画のテーマになっている。
映画の舞台は、ロサンゼルスの他、タージマハル、アフリカの野生の楽園セレンゲティ、フランスの最高級レストラン、怪しげなタトゥーショップなど。
ロケ地は、
アメリカはカリフォルニア州(California) の
カリフィルニアスピードウェイ(California Speedway)
ビバリーヒルズ(Beverly Hills)にある市民ホール(City Hall)
ロサンゼルスのホワイトマン空港(Whiteman Airport)
ペレスにあるJim Wallace Sky Diving School (スカイダイビングのシーン)
ペレス(Perris)(スカイダイビングのシーン)
フランスは
エズ村(Eze Village) (外観)
ヴィルフランシュ(Villefranche) (外観)など。
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