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2010年12月

2010年12月25日 (土)

神奈川県は横浜・相模原・横須賀の地ムービー「ひゃくはち」、ロケ地は弘明寺商店街・麻雀ワセダほか。

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映画「ひゃくはち」(監督・脚本・編集は森義隆)

出演は、斎藤嘉樹、中村蒼、市川由衣、高良健吾、北条隆博、桐谷健太、三津谷葉子、橋本一郎、太賀、平田貴之、芳本美代子、小松政夫、光石研、二階堂智、竹内力ほか。

名門高校野球部でベンチ入りを目指す補欠選手にスポットをあてた作品。

青春コメディ。

後半から、がぜん、面白くなってくる。

体育会らしい雰囲気と出来事に、「そうそう、あったあった、こういう無茶苦茶なこと。」と、高校生の生態(想い出)が、妙にリアルで懐かしい。

レギュラーになるほど才能がなくても、(野球が好きで)入部したからには、苦しくてもめげずに続け、ベンチ入りを目指す。

補欠部員たちの友情、自己格闘、そして見つけ出した本分が楽しい。

映画のタイトルが「ひゃくはち」。

(題字は、こづつみPON。)

野球のボールの縫い目は108で、108といえば除夜の鐘。つまりは煩悩の数というわけで、その数字が映画のタイトルになっている。

(除夜の鐘と新年のお迎え、108回についてはこちらこちらを参照。)

協賛は、映画「ひゃくはち」を応援する会ほか。

撮影協力は、横浜スタジアム、湘南学院高等学校、帝京大学、神奈川県立相模原球場、相模原都市整備公社、昭島市営球場、日刊スポーツ新聞社、学士会館、横浜市立市民病院、横須賀市横須賀美術館、U-BOU、横浜弘明寺商店街協同組合、大塚イーグル、麻雀ワセダ、(株)アクティオ、相模原フィルムコミッション、横浜フィルムコミッション、栃木県フィルムコミッション、横須賀ロケサービス、日本航空学園、JA佐野。

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2010年12月23日 (木)

カリフォルニア州パサデナ・グランデール・ロサンゼルスの地ムービー「シングルマン」

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映画「シングルマン」(監督・脚本・製作はトム・フォード)

出演は、コリン・ファース、ジュリアン・ムーア、マシュー・グード、ジニファー・グッドウィン、ニコラス・ホルトほか。

長く暮らしたパートナーを失った男が、人生を終わらせようと決めた一日を描いた物語。

映画のチラシ(メインビジュアル)は男女の写真。

なので、主人公(男性)のバートナーは女性とおもって映画館に入る。

映画が始まってすぐに同性愛の映画と判明。

(同じように、知らないで入った人、意外と多いんじゃないか。)

映像が美しい作品。

原作はクリストファー・イシャーウッド。

共同脚本はデヴィッド・スケアス。

ロケ地はカリフォルニア州で

パサデナ、グランデール(ジョージの家)、ロサンゼルス、Vasquez Rocks Natural Area Parkほか。

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2010年12月22日 (水)

カリフォルニア州ボデガ湾・サンフランシスコ・ロサンゼルスの地ムービー「鳥」

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映画「鳥」(アルフレッド・ヒッチコック監督)

出演はロッド・テイラー、ジェシカ・タンディ、ティッピー・ヘドレン、スザンヌ・プレシェット、ヴェロニカ・カートライトほか。

製作はアルフレッド・ヒッチコック。

アソシエイト・プロデューサーはJames H. Brown。

脚本はエヴァン・ハンター。
原作はダフネ・デュ・モーリア。

撮影はロバート・バークス。

音楽はレミ・ガスマン、オスカー・サラ。

編集はジョージ・トマシーニ。

カリフォルニア州のボデガ湾沿いの寒村を覆ったという設定。メインロケ地もボデガ湾。

実際に鳥が人間を襲った事件を沢山調査して、映画の撮影には本物の鳥が約2万8000羽も起用されて(用いられて)いる。

メイキングによると、

本物の鳥・作り物の鳥・プロによって調教された鳥の3種類が使われていて、出演者とスタッフはみんな、破傷風の予防接種を受けたようだ。

また、家の煙突から大量のスズメが飛び込んでくるシーンは、スズメが思ったようにうまく飛び回らなかったことから、やむなく合成処理したという。

それと、初めの頃のシーンで、主演女優の頭をカモメが突っつくシーンは、模型の鳥を使って撮影。

それから、海辺で遊ぶ子ども(娘)にカモメが襲いかかるシーンは、調教されたカモメで、そのくちばしや爪をしばって撮影。

ロケ地は、カリフォルニア州。

ボデガ湾、サンフランシスコのユニオンスクエア、ロサンゼルスのVenice Canals。など。

学校はボデガのBodega Laneにある。

カリフォルニア州のColusa CountyとValley Ford。

スタジオはユニバーサルスタジオ。

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2010年12月21日 (火)

宮崎県えびの市の地ムービー「美しい夏キリシマ」

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映画「美しい夏キリシマ」(監督・脚本は黒木和雄)

出演は柄本佑、原田芳雄、左時枝、牧瀬里穂、宮下順子、平岩紙、石田えり、寺島進、小田エリカ、香川照之、中島ひろ子、甲本雅裕、山口このみ、宮崎県えびの市の皆さんほか。

共同脚本は松田正隆。

音楽は松村禎三。
撮影は田村正毅。

プロデューサーは仙頭武則。

シンプルで飾らない、徹底したリアリズムがあり深みがある、日本映画の名作。

黒木監督が故郷の宮崎県えびの市で戦中に体験した実話が基になっている作品。

錯乱状態にある主人公、謹厳実直な祖父、ハイヒールを履いたハイカラな叔母。

空襲でザクロのように頭が割れた親友に、後ずさりし無我夢中で走り出した記憶。

ただうっかりして軍旗に敬礼しなかったら、憲兵に殴られた体験。下級権力が猛威をふるっていた記憶。

日本が負けたときの複雑な感情。

当時の日本人の多くは、「負けることは何かを知らない。」し「負けることに対する想像力がなかった。」

負けることを話題に出来ないから、議論にならない、だから想像力がわかない。

生と死、やり場が無く、それぞれどこかで錯乱していながらも、人間的な思いやりがあり、その生きている風土は確かに美しい。

上の世代からただ聞いていただけの太平洋戦争の現実を垣間見た気がした。

映画の舞台はえびの市。

ロケ地もほとんどがえびの市内。約2ヶ月のロケ。

市民で丸刈りになったエキストラは約300人。

ロケで使用した民家は黒木監督の住んでいた実家。(士族の流れので畳がある。地主。)

風景はあまり変わっていないが、アスファルトとガードレールを外して土砂をまいて撮影したりしたようだ。

えびの市の「陣の池」など各地が映っている。

方言でリアリティを追求し、えびの市の文化圏は薩摩で薩摩弁。

ロケ支援は、えびの市、宮崎県、宮崎県観光協会、えびの市観光協会、JAえびの市、京町温泉旅館組合、えびのロケ支援実行委員会。

撮影協力は、明日を見る会、えびの市区長会、えびの市消防団、JR九州霧島高原鉄道事業部、川内川工事事務所京町出張所、宮崎県警えびの警察署、NTT・ME九州都城営業所、宮崎県西諸県農林振興局、地元自治会、老人クラブ、市民ボランティアの皆さん、宮崎県内外のボランティアエキストラの皆さん、故郷えびの市を愛する県内外の皆さん、旧制小林中学同窓会「一二三会」の皆さん他。

協力は、宮崎キネマ館(宮崎文化本舗)、鹿児島シネシティ文化ほか。

DVDは、メイキングが充実している。
(黒木監督は、終戦後に教科書を黒く塗ったことなどの経験もあり、活字に対する不信感があって、それも一因で映画をつくるようになったらしい。シナリオとキャスティングが勝負で、それで8割が決まると思う。えびの市の当時の人口は約2万人で、そのうち約6千人が(この映画を)みてくれた。キリストの話はフィクション。まだ、戦争は終わっていない。などなど)

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2010年12月 5日 (日)

島根県安来市・鳥取県境港市・埼玉県深谷市・東京の地ムービー「ゲゲゲの女房」

映画「ゲゲゲの女房」オリジナル・サウンドトラックMusic映画「ゲゲゲの女房」オリジナル・サウンドトラック

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映画「ゲゲゲの女房」(監督・共同脚本は鈴木卓爾監督)

出演は吹石一恵、宮藤官九郎、坂井真紀、村上淳、宮崎将、唯野未歩子、夏原遼、平岩紙、柄本佑、寺十吾、徳井優、南果歩、寺十吾ほか。

脚本は大石三知子。
原作は武良布枝(「ゲゲゲの女房」)

昭和らしい風景が懐かしい。

お金と幸せ。

貧乏でも、好きなことをしていて、明るい。

頑張っている背中を見て、報われないはずは無いと信じている。

昭和らしい夫婦のかたち。

妖怪。

生きるヒントがつまった作品。

企画・プロデュースは越川道夫。

プロデューサーは佐藤正樹。

アニメーションは大山慶、和田淳。
ロケ地は、深谷市(武良家は埼玉の深谷に現存している一軒家を改築して撮影)

水木夫妻が愛した中村屋のチキンカリーとタイアップ。(新宿中村屋 ルパ)

東京・鳥取・島根で先行して前売券を販売。

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