北海道は塩狩峠・和寒町などの地ムービー「塩狩峠」、ロケ地は塩狩峠・和寒町・旭川市ほか。
映画「塩狩峠」(中村登監督)
出演は、中野誠也、佐藤オリエ、長谷川哲夫、新克利、岡本久人、武内亨、岩崎加根子、村瀬幸子ほか。
製作は長島清、小梶正治。
脚本は楠田芳子。
原作は三浦綾子。
塩狩峠は北海道和寒町(わっさむちょう)と比布町(ぴっぷちょう)の境界にある峠。
明治時代、名寄発旭川行きの蒸気機関車が塩狩峠で起こした事故で、身を挺して車輪の下敷になり機関車を止めて乗客を救った国鉄職員の純愛と信仰に貫ぬかれた生涯(実話)を描いた作品。
「キリストはなぜ十字架につけられたのですか?」「すべての人の罪を背負って」「では、だれが十字架につけたのですか?」「それは君です」という問答がある。
現代の日本社会に暮らしていると、この映画のセリフが、違和感を覚えるほど真面目っぽく感じるが、実話(犠牲の死説と事故死説があるが、いずれにしても殉職したことにはかわりはない。)が基になっていることもあり、色々と考えさせられる。
協力は日本国有鉄道。
ロケ地は、塩狩峠、和寒町、旭川市ほか。
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コメント
はじめまして。
この映画ですが、たしかに舞台となっているのは塩狩峠(手塩と狩勝の境)でありますが、列車の走行シーンなどが撮影された=ロケ地は、かつて夕張市内を走っていた三菱大夕張鉄道です。
こちらのサイトに詳しい情報がございますので、ご参照ください。http://www.geocities.jp/ooyubari_rps/movie.html
投稿: 三菱大夕張鉄道保存会 会員 | 2010年12月 7日 (火) 09時19分
貴重な情報ありがとうございます!
投稿: tanikuni | 2010年12月 7日 (火) 19時58分