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2010年6月24日 (木)

パリの地ムービー「あの夏の子供たち」

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映画「あの夏の子供たち(Le Pere de mes enfants、THE FATHER OF MY CHILDREN)」(監督・脚本はミア・ハンセン=ラヴ)

出演はキアラ・カゼッリ、ルイ=ドー・ド・ランクザン、アリス・ド・ランクザン、アリス・ゴーティエ、マネル・ドリス、エリック・エルモスニーノ他。

2009年カンヌ国際映画祭、ある視点部門審査員特別賞。

エグゼクティブプロデューサーはフィリップ・マルタン、プロデューサーはダヴィッド・ティオン。

映画製作の裏舞台がリアルに描かれていて、なんだか怖いほど。

主人公の一家は、パリで暮らすインディペンデント系の映画プロデューサーとその妻と3人の娘たち。

映画プロデューサー「アンベール・バルザン」の自殺という、ミア・ハンセン=ラヴ監督の実体験から生まれた作品。

ミア・ハンセン=ラヴ監督はインタビューで

「一人の人間の中で葛藤が起こるパラドックスを表現したかった。その葛藤とは光と闇、強さと弱さ、そして生への渇望と死への衝動の間にあるもの。」と話し、

また

「疑いと失望は最初からあります。それは水面下にある。不安や無気力は、自殺の一歩手前まで忍び足で迫ってくる。あまりにも深く強く抑圧していただけに、それは凶暴な力となってしまった。つまり、人並みはずれた許容力は、同時にそれを持つ者自身を強力に破壊する。」

とも述べている。(公式ホームページより)

名曲「ケ・セラ・セラ」。

音楽を、これほど上手く活かした映画は珍しい。

悲劇で苦悩に満ちているが、愛があり希望もある。

はっとさせられる。

つきぬけた、ハッピーエンド。

こういう映画に出会いたかった。

素晴らしい作品。お勧めです。劇場公開中。

ロケ地は、パリの市街・郊外など。

余談だけれど、

「車を運転しながら携帯電話使用」、「たばこ、ついでにポイ捨ても」
(その演出が気になった。フランスでは?)

いや、書きながら、にわかに確信。
意図的な演出に違いない・・・?

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