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2009年12月29日 (火)

愛媛県東温市・大洲市の地ムービー「となり町戦争」と新書「日本辺境論」にみる日本の「KY民主主義」

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映画「となり町戦争」(渡辺謙作監督)

出演は、江口洋介、原田知世、瑛太、菅田俊、飯田孝男、余貴美子、小林麻子、岩松了、東温市のみなさん、大洲市のみなさん他。

脚本は菊崎隆志、渡辺謙作。
原作は三崎亜記。

プロデューサーは鍋島壽夫、菊池美世志。

となり町との開戦後、戦時中なのに、拍子抜けするほど、ごくごく普通の日常生活が続く。

だが、知らず知らずのうちに「戦争」に巻き込まれ、今までぶらぶら歩いていた近所で、敵に命を奪われそうな状況に陥っている。

この感覚は、世界共通ではなく、意外と日本的なのではないかと感じた。

ちょうど、内田樹の「日本辺境論」で述べられている、「場の空気に流されて判断をしがちな日本人の特性」がこの映画で表現されていて、「戦争をすると決心をするのではなく、場の空気で判断して」、ふと気がつくと戦争に参加しているのだ。

いかにも、ニッポン的な戦争への巻き込まれ方。

名付けて、「KY民主主義」(場の空気を読む民主主義)とうところか。

色々とメッセージが詰まっている作品で、川柳とか、風刺画のような映画。

原作を読んでいないが、いつか読んでみたいと思う。

ちなみに、「仕事」と「業務」は違っていて、組織でないと「業務遂行」にならない。

庶民にとって、「戦争」が「仕事」でなく「業務」であるのは、ある意味当たり前のことだ。

でも、「夫婦生活」までもが「戦争業務の一貫として」で始まっているところと、「となり町」との戦争という設定が面白い。

それと、いかにも行政らしい業務の遂行の仕方が、多分に可笑しかった。

ロケ地は、愛媛県の東温市と大洲市。
こちらのページに詳しく掲載されている)

ロケ地マップはこちら

東温市役所は「舞坂町役場」、大洲市役所は「森見町役場」、松山市塩見川にある新宮神社の「杉」、森松樋門は「暗渠」、石手川公園駅は「北舞坂駅」、西谷幼稚園は「舞坂町公民館」といして登場。

大洲市ロケ地マップはこちら

ロケーション協力は、アミスポバッティング三津(こちらのブログ)、JAえひめ中央北吉井支所、堰亭食堂、黒河バッティングセンター、新宮神社、藤石病院、国土交通省重信川出張所ほか。

撮影協力は、伊予鉄道(株)、四国旅客鉄道(株)、東温市教育委員会、NPOアジア・フィルム・ネットワーク、南海放送、南海放送映像サービス、大洲市観光協会、大洲まぼろし探偵団本舗、ドラマコミッション・なんよ、(株)小倉葬祭社、四国アイランドリーグ、(社)亜姫県歯科医師会ほか。

特別協力は、東温市、大洲市、愛媛県、えひめフィルムコミッション

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