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2009年4月12日 (日)

東京都世田谷区砧の地ムービー「悪い奴ほどよく眠る」、東宝スタジオ

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販売元:東宝
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映画「悪い奴ほどよく眠る」(黒澤明監督)

出演は、三船敏郎、香川京子、加藤武、森雅之、志村喬、西村晃、三橋達也、藤原釜足、笠智衆、菅井きん、田中邦衛ほか。

黒澤プロダクションの第1作で、脚本は、小国英雄、久板栄二郎、黒澤明、菊島隆三、橋本忍。

題材は、官界(公団)、財界(建設会社)、そしておそらくは政界もからんだ汚職事件。

1960年公開だから、もう50年ぐらい前の作品なのに、全く古さを感じさせない。

時代を超えた凄い作品。

「悪い奴ほどよく眠る」とはよくいったもの。

例えば官僚組織のような、大きな組織の一員だと、本来ならば見過ごせないような社会悪をその組織が行っていても、組織の一員となって小さな歯車の一つとなって働く人々は、どこかで「赤信号、みんなでわたれば恐くない。」という感じになるもの。

そして、当の本人は組織のせいにしたりしていたりすることが多い。(数々の事件をみるとそういう感じ)

だから、巨大組織の中で巨悪に手を染めながらも、家庭では案外、普通に愛情深かったりするから、人間社会は恐いのだ。

そしてだいたいの場合、巨悪に手を染めた一庶民(弱者)は、自ら抱える罪悪感や家族を守るために自ら命を絶ったりする。巨悪を遂行するための一部品は取り替えられるわけだ。

その巨悪の根源は、ある特定の人物である場合もあれば、社会の仕組みそのものである場合もある。

いずれにしても、巨悪は姿さえ見せず、ぐっすりと眠る。

(これも数々の事件でよく感じるもの。あやふやなうちに、お蔵入りする事件は、世界各国枚挙に暇がない。)

スタジオは、東宝スタジオ。

凄い作品。世界のKUROSAWA。

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