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2009年3月26日 (木)

命がけで制作された、富山県の地ムービー「剣岳 点の記」、ロケ地は立山連峰・富山地方鉄道「岩峅寺駅」・「大岩館」・「夏目漱石の家」など。

映画「剣岳 点の記」(木村大作監督)

出演は、浅野忠信、香川照之、松田龍平、宮崎あおい、仲村トオル、小澤征悦、井川比佐志、國村隼、夏八木勲、役所広司ほか。

メイキング映像は、「剣岳 撮影の記」で公開されている。

チラシには、”「本物」にこだわり続けた208日間”とあり、体感温度氷点下40度、標高3000mのロケ撮影。

原作は1977年に発表された新田次郎氏の「劔岳 点の記」。

映像化が困難といわれてきた小説である。

立山連峰の標高2999mの剣岳は、滑落事故が多く、これまでロケ撮影は不可能といわれてきた。

明治40年(1907年)、日露戦争の直後に、三角点を埋設しようと、「針の山」、「死の山」と言われてきた前人未踏の山「剣岳」山頂への登頂を果たした測量管らの実話。

旧陸軍陸地測量部に所属する測量管は柴崎芳太郎(浅野忠信)、案内人は宇治長次郎(香川照之)、測夫の生田信(松田龍平)、柴崎の妻の葉津よ(宮崎あおい)、登頂の一番乗りを競い合った日本山岳会の小島鳥水(仲村トオル)、元測量手の古田盛作(役所広司)。

「八甲田山」や「鉄道員(ぽっぽや)」などの撮影監督をつとめた木村大作氏の初監督作品。

木村監督らスタッフとキャストの意気込みが画面に漲っている。

木村監督は「これは撮影ではない。”行”である。」と話すほどで、山々を忠実に登って撮影し、CGにないリアリズムを追求した作品。

「決して名誉のためでもなく、利のためでもない、仕事の誇りをもって挑む男たち。いま、わたしたちが失くしつつある、日本人のこころの物語である。」(チラシを抜粋)

製作費が10億円を超える大作だが、バジェットで語れない命がけの映画。

木村監督は、「経済至上主義や効率主義の現代に、見終わった後必ずなにか感じるはず。」と話している。

剣岳に立った人間の目線にこだわり、CG処理を行っていない「本物の映画」。

ロケ地は、立山連峰、富山地方鉄道の「岩峅寺駅」、「大岩館」、「夏目漱石の家」など。

富山地方鉄道「岩峅寺駅」。(明治時代の富山駅のシーン。ロケ撮影時の写真が駅構内に展示。)

「大岩館」(明治時代の立山町の芦峅寺の宿坊のシーン)

明治村にある「夏目漱石の家」(柴崎家のシーン)ほか。

第1回沖縄国際映画祭の舞台あいさつでも、木村大作監督は、マイクを使わず、「本物」を貫いていた。

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