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2009年2月28日 (土)

映画「エレファントマン」、ロケ地はロンドンのリバプールストリート駅など。

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映画「エレファントマン(The Elephant Man)」(デヴィッド・リンチ監督)

出演は、ジョン・ハート、アンソニー・ホプキンス、ジョン・ギールグッド、ウェンディ・ヒラー、アン・バンクロフトほか。

19世紀末のロンドンに実在した人物、ジョン・メリックは、見せ物小屋で、「エレファント・マン」と呼ばれてさらしものになっていた。

その後、外科医フレデリック・トリーブスが、、エレファントマンことジョンメリックを自らの医学研究の対象とし、病院に住まわせるのだが、やがてジョンメリックがちゃんと知性を持った一人の人間であることに気づき、苦悩しながら、やがて、人間としての心の交流を深めることになる。

映画も終わりの頃、ジョン・メリックはフレデリック・トリーブスに対して「My Friend」と親しみを込めて呼んでいる。(日本語字幕では「先生」となっている。)

女優マッジケンドール(実在した人物)や看護婦長、外科医とその夫人、王室の見解など、深い教養と知性によって、人間らしい慈悲深さがはっきりと提示されるヒューマンドラマ。

映画もラストの頃、劇場で観客が一斉に立ち上がって、ジョンメリックに拍手をするシーンは、ヒューマニズムの結晶のよう。

一人一人の内面の中には、おそらく様々な思惑や心の格闘があるに違いないが、人間の可能性をはっきりとみることができる名シーンだ。

エレファントマンの外見よりも、それを取り巻く人々の無教養で思いやりのない好奇な心のほうが、エレファントマンの醜い外見よりはるかに恐い。

その恐さと同じ心が、映画を見ている一人一人の中にも、本人が自覚しているかどうかにかかわらず、どこかにあることに気づかされる作品でもある。

また、イギリス独特のプライドと気品。それに、階級社会といわれるイギリスの根っこにある感情も見え隠れしている。

冒頭の19世紀末のロンドンの場末の見せ物小屋のシーン。その映像のインパクトが強烈。

白黒作品だからこそ、19世紀末のロンドンに迷い込んだような感覚にもなる。

ロケ地はロンドン各所(Westminster、Broadgate、Butler's Wharf, Shad Thames, Southwarkなど)

オープニングシーンは SouthwarkのClink StreetやSt Mary Overies Dockなど。

病院は、Eastern Hospital。(今は壊されてない)

また、病院内の撮影は、ウエストミンスターのNational Liberal ClubとRoyal Horseguards Hotelなど。

ロンドンに到着したシーンは、BroadgateのLiverpool Street。

その後の、鉄道駅はLiverpool Street Station。

スタジオは、Shepperton Studios と Lee International Studios。

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