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2008年9月13日 (土)

映画「パンズ・ラビリンス」、スペインのサラゴサ、マドリッド、セゴビア、グアダラマ山脈など。

パンズ・ラビリンス 通常版 DVD パンズ・ラビリンス 通常版

販売元:アミューズソフトエンタテインメント
発売日:2008/03/26
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映画「パンズ・ラビリンス(Pan's Labyrinth)」(脚本・監督はギレルモ・デル・トロ)

出演は、イバナ・バケロ、セルジ・ロペス、マリベル・ベルドゥ、ダグ・ジョーンズほか。

アカデミー賞で3部門(撮影・美術・メイクアップ)を受賞。

スペイン、メキシコ、アメリカの合作。

日本での配給は、CKエンタテインメント

現実の世界(1944年は内戦のスペイン)は寒色系でブルー。

魔法の世界は暖色系で金色。

中間の世界はグリーン。

魔法に近い世界には花粉が飛んでいる。

だんだんと、寒色系と暖色系が混在し、現実の世界と魔法の世界、どちらがどちらだか、見分けがつかなくなる。

CGと特殊メイクが駆使された、すごい映像の世界が体験できる。(300以上のカットをデジタル処理しているそうだ。)

いくつものおとぎ話を見ているようで深い。

おとぎ話に出てくるような悪人である大尉。体制にべったり、虚栄心が強く、傲慢で、支配することがすべて。自尊心が強い、プライドが高すぎるので、自分が見えない。逆に言えば、自分で判断できないほど、もろい存在。現実に、体制に近い組織に、こういうタイプの人はいる。(そうでない人も沢山いるが。)

服従と抵抗、生の実感は抵抗の中で芽生えている。西欧に根付く個人主義、宗教に基づく深い価値観が感じられ、何度も見たくなる作品。

「製作費は1350万ユーロ(約20億5000万円)だが、5000万ドル(約55億円)の映画に見せられたと思う。」と監督がコメントしている。

ロケ地は、スペイン。

アラゴン州(Aragón)はサラゴサ(Zaragoza)のBelchite。

カスティーリャ・イ・レオン州(Castilla y León)のセゴビア(Segovia)

セゴビア(Segovia)はEl Espinar。

マドリッド(Madrid)のグアダラマ山脈(Sierra de Guadarrama mountain range)。

スペインの山々は乾燥していて火薬が使えず、鉄砲の火花などはCG。

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