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2008年9月

2008年9月27日 (土)

映画「ラストゲーム 最後の早慶戦」の上田城跡公園野球場

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著者:蒔田 陽平,古田 求
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映画「ラストゲーム 最後の早慶戦」(神山征二郎監督)

出演は、渡辺大、原田佳奈、柄本明、藤田まこと、富司純子、石坂浩二、柄本佑、和田光司、脇崎智史、片山享、中村俊太、、宮川一朗太、三波豊和、山本圭、上田市稲門会・三田会、上田市民の皆さん他。

脚本は古田求。

製作賛助は、「インディペンデント・フィルム・ファンド」、「ジャパン・デジタルコンテンツ信託株式会社」

協賛として個人名がずらっと掲載されている。

第二次世界大戦のさなか、野球は敵国アメリカの国技だからと六大学野球は解散。その後学徒出陣となる。

だから、1943年10月16日に早稲田大学戸塚球場で行われた早慶戦は、「生きた証し」としての野球試合だった。

映画は史実に基づいたフィクション。

撮影のほとんどは長野県上田市で行われている。

(上田市長が慶応出身ということもあり、上田市が協力。)

野球場は上田城跡公園野球場。戸田家のシーンも上田市にある民家。

伝説の早慶戦は約6,000人の観客があったようで、そのため、約6,000人の学生役のエキストラが必要で、一日1,000人を目標にスポーツ刈り、短髪の男子学生を募集したが、今の学生はほとんどが長髪・茶髪・金髪のためなかなか人数が集まらない。

それもあって、エキストラは、中学生、会社員、野球部以外の大学生などにも参加してもらっている。(一日当たり300人~700人を確保したという。)

ロケーション協力は、上田市、長和町、佐久市、長野市、松本市、小諸市、信州上田フィルムコミッション、嬬恋村フィルムコミッションなど。

ちなみに、上田城跡公園野球場では、映画の上映会も開催されている。

協力は早稲田大学、慶應義塾。

(早大と慶応大の学内シーンのいくつかは両大学のキャンパスでロケ。慶応大の塾長室のシーンは今までカメラが入ったことがない場所だった。)

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2008年9月21日 (日)

イスラエルが舞台の映画「迷子の警察音楽隊」、イスラエルのネゲブ砂漠ほか。

迷子の警察音楽隊 DVD 迷子の警察音楽隊

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映画「迷子の警察音楽隊The Band's Visit)(エラン・コリリン監督)

出演は、サッソン・ガーベイ、カリファ・ナトゥール、ロニ・エルカベッツほか。

カンヌ国際映画祭で3部門受賞、第20回東京国際映画祭でグランプリを受賞。

イスラエル=フランス合作。

宗教、言葉、生活習慣などが違う異国で迷子になるという、誰にでも起こりそうな、一見ありふれた出来事。

アラビア語やヘブライ語に異文化を実感しながらも、国境を超えたところで自然に感情移入できる作品。

アラブとイスラエルの事情に明るければ、もっと深いところで色々と感じることができそう。

映画を見る前にイスラエルとエジプトの文化や政治などの予備知識をもったほうがいいだろう。

エジプトの警察音楽隊を演じたのは、アラブ系イスラエル人(イスラエルの約15%)の俳優。

ロケ地は、イスラエルのネゲブ砂漠(Negev Desert)、Yeruham、ほか。

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2008年9月20日 (土)

映画「ああ、結婚生活」、昔のハリウッド映画のようだがロケ地はカナダのブリティシュコロンビア州。

映画「ああ、結婚生活(Married Life)」(アイラ・サックス監督)

出演は、ピアース・ブロスナン、クリス・クーパー、パトリシア・クラークソン、レイチェル・マクアダムス、デビッド・リチャードパックほか。

夫婦の深層心理がこわい、映画のタイトルそのままの作品。

「自分なしでは生きていけない」とお互いが思っている夫婦だが、それならまだ大丈夫?

1940年代のアメリカが舞台で、昔のハリウッド映画のようだがロケ地はカナダのブリティシュコロンビア州。

バーナビー(Burnaby)、ニューウエストミンスター(New Westminster)のクインズパーク(Queen's Park,)、バンクーバー(Vancouver)など。

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2008年9月13日 (土)

映画「パンズ・ラビリンス」、スペインのサラゴサ、マドリッド、セゴビア、グアダラマ山脈など。

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映画「パンズ・ラビリンス(Pan's Labyrinth)」(脚本・監督はギレルモ・デル・トロ)

出演は、イバナ・バケロ、セルジ・ロペス、マリベル・ベルドゥ、ダグ・ジョーンズほか。

アカデミー賞で3部門(撮影・美術・メイクアップ)を受賞。

スペイン、メキシコ、アメリカの合作。

日本での配給は、CKエンタテインメント

現実の世界(1944年は内戦のスペイン)は寒色系でブルー。

魔法の世界は暖色系で金色。

中間の世界はグリーン。

魔法に近い世界には花粉が飛んでいる。

だんだんと、寒色系と暖色系が混在し、現実の世界と魔法の世界、どちらがどちらだか、見分けがつかなくなる。

CGと特殊メイクが駆使された、すごい映像の世界が体験できる。(300以上のカットをデジタル処理しているそうだ。)

いくつものおとぎ話を見ているようで深い。

おとぎ話に出てくるような悪人である大尉。体制にべったり、虚栄心が強く、傲慢で、支配することがすべて。自尊心が強い、プライドが高すぎるので、自分が見えない。逆に言えば、自分で判断できないほど、もろい存在。現実に、体制に近い組織に、こういうタイプの人はいる。(そうでない人も沢山いるが。)

服従と抵抗、生の実感は抵抗の中で芽生えている。西欧に根付く個人主義、宗教に基づく深い価値観が感じられ、何度も見たくなる作品。

「製作費は1350万ユーロ(約20億5000万円)だが、5000万ドル(約55億円)の映画に見せられたと思う。」と監督がコメントしている。

ロケ地は、スペイン。

アラゴン州(Aragón)はサラゴサ(Zaragoza)のBelchite。

カスティーリャ・イ・レオン州(Castilla y León)のセゴビア(Segovia)

セゴビア(Segovia)はEl Espinar。

マドリッド(Madrid)のグアダラマ山脈(Sierra de Guadarrama mountain range)。

スペインの山々は乾燥していて火薬が使えず、鉄砲の火花などはCG。

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2008年9月12日 (金)

映画「花よりもなほ」、オープンセットは松竹京都映画撮影所

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映画「花よりもなほ」(原案・脚本・監督は是枝裕和)

出演は、岡田准一、宮沢りえ、香川照之、田畑智子、加瀬 亮、夏川結衣、國村 隼、石橋蓮司、寺島 進、古田新太、浅野忠信ほか。

プロデューサーは、佐藤志保、榎望。

衣装は、黒澤和子。

江戸時代(元禄)の江戸の長屋が舞台。「仇討ち」をテーマにした現代日本の時代劇。

落語のような作品。

「桜が散るのは来年も咲くため。」というセリフが耳に残る。

長屋のオープンセットは、松竹京都映画撮影所。

ロケ協力は、栗生光明寺、大本山随心院、山科毘沙門、亀岡へき亭、大原野神社。

宿泊協力は、アークホテル京都、京都全日空ホテル。

協力は、関西ロケーションサービスほか。

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2008年9月11日 (木)

アニメ映画「鉄コン筋クリート」、ハリウッドハイランドの広場にあるゾウさん?など。

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アニメ映画「鉄コン筋クリート」(マイケル・アリアス監督)

声は、二宮和也、蒼井優、伊勢谷友介ほか。

原作は松本大洋。

制作はスタジオ4℃など。

鉄筋コンクリートに覆われた宝町。

「俺のまち」というセリフが何度もあるが、確かに、再開発によって、弱者にいる場所がなくなり、子供たちの隠れ家がなくなってきている。ほっと息抜きするような所が減っている。

つまり、「俺のまち」がなくなってきているのだ。

主人公は、シロとクロ。

光と闇、安心と恐怖、慈愛と憎しみ、それらを哲学的に視覚化していて、どこか宗教的でもある。

実写では表現が難しい、アニメならではの世界。

東京の下町、大阪、スバル360、ハリウッド(Hollywood & Highlandの広場)にあるゾウさんなど、どこかで見たような車、風景、モニュメントが描かれている。

公式ホームページによると、渡辺克己の「新宿」(写真集)や荒木経惟の「さっちん」(写真集)、フランシスベーコンやフォルストヤンセンの絵画がイメージの源泉になっているという。

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2008年9月 5日 (金)

アニメにもロケハンは必要、アニメ映画「イノセンス」のニューヨークと書籍「他力本願」

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アニメ映画「イノセンス」(脚本・監督は押井守)

実写のようなアニメ映画。

実写映画「ブレードランナー」(リドリースコット監督)を思い出す。

人間、ロボット、魂。アニミズムが漂い、セリフが禅問答のような作品。

一方、書籍「他力本願」(押井守著)の第2章は妄想力。

他力本願―仕事で負けない7つの力 Book 他力本願―仕事で負けない7つの力

著者:押井 守
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2章には、「ロケハンでリアルな風景を肉体に刻み、画面の中に空気を生み出す。」というタイトルがついている。

押井守監督によれば、「アニメは実写以上に、現実をベースに妄想を積み上げていくことが大切」とのこと。

だから、アニメにもロケハンは必要なのだ。

アニメ映画「イノセンス」の場合、妄想の原点となった場所はニューヨーク。

ニューヨークは、近代美術館の球体関節人形、チャイナタウン、摩天楼など。

アニメのロケハンは、「その場で何を感じたか。」という点が重要なのだという。

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