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2008年7月 3日 (木)

映画「それでも生きる子供たちへ」、サンパウロ、ニューヨークのブルックリン、中国など。

それでも生きる子供たちへ DVD それでも生きる子供たちへ

販売元:ギャガ・コミュニケーションズ
発売日:2008/02/01
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映画「それでも生きる子供たちへ

オニムバス形式の映画。

どれも、子供の目線にたった作品で、映画を見ていると、心の奥に仕舞い込んでいた子供の頃の感覚がよみがえってくる。

そういえば、子供の頃、案外と大人と同じような感覚をもって暮らしていた。

子供らしさを感じるのは大人であって、子供は大人と同じようなプライドをもって気高く暮らしているのだ。

そして、子供達も大人達と同様、世界の社会・経済の仕組みと繋がっているのだが、子供達はそれを大人達ほど意識することはない。

子供達の行動範囲は狭く、ある限られた地域で、そこに暮らす身近な人々に囲まれ、自らに与えられた環境の中で必死に生きている。

ただ、この映画の場合、子供達がおかれた環境は、まさに本物の地獄のようである。

しかし、そのような過酷な環境の中でも、子供達は、ひたむきに今日を生きぬいている。

豊かな想像力で夢を見ている。遊んでいる。

子供たちは、自ら勇気を奮い立たせて、生きる力を見つけ出している。

相対的に立場は弱くても、絶対的にどこかでちゃんとすべてを見透かしている。

それらが自然に備わっているから不思議だ。

短編は7つ。

一つめは、マシンガンを持つ少年兵の「タンザ」(メディ・カレフ監督)はルワンダが舞台。

二つめは、窃盗団の家に生まれた子供の逃げ場は少年院の「ブルー・ジプシー」(エミール・クストリッツァ監督)

三つめは、エイズ・ベイビーとして生まれてきた「アメリカのイエスの子ら」(スパイク・リー監督)の舞台はニューヨークのブルックリン。(ロケ地もブルックリン)

四つめは、廃品を拾ってサンパウロの貧民街(ファベーラ)で生活する兄と妹の「ブルーとジョアン」(カティア・ルンド監督)。そのラストシーンは、サンパウロの風景。貧民街の後ろに近代的な高層ビル群が映っているのが印象的。

五つめは、フォトジャーナリストのジョナサンと戦火の中で遊ぶ子供達の「ジョナサン」(ジョーダン・スコット、リドリー・スコット監督)

六つめは、移動遊園地を運営する窃盗団と渡り合う「チロ」(ステファノ・ヴィネルッソ監督)

七つめは、路上で暮らす孤児と裕福だが不仲の両親がいる少女の物語で「桑桑(ソンソン)と子猫(シャオマオ)」(ジョン・ウー監督)。ジョン・ウー監督は、「我々は世界の子供たちを救う話をしているが、本当は子供たちは我々を救っているのだ。彼らの強さと愛が世界を変えていくだろう」(プロダクションノートより抜粋)と話している。ロケ地は中国。

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