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2008年6月27日 (金)

映画「象の背中」、箱根彫刻の森美術館、パシフィック・ホスピタル、リストランチ国立文流、鉄板料理ひがしやま他。

象の背中 スタンダード・エディション DVD 象の背中 スタンダード・エディション

販売元:ポニーキャニオン
発売日:2008/03/19
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映画「象の背中」(井坂聡監督)

出演は、役所広司、今井美樹、手塚理美、笹野高史、伊武雅刀、岸部一徳、塩谷瞬、南沢奈央、井川遥、高橋克実、白井晃、小市慢太郎、益岡徹、久遠さやか、小山町のみなさん、東京エキストラノート他。

役所広司さんの卓越した演技が印象的な作品。

「象の背中」製作委員会は、産経新聞社、松竹、テレビ朝日、メーテレ、九州朝日放送、北海道テレビ、ジェネオンエンタテインメント、ポニーキャニオン、電通、扶桑社、USEN、デスティニー。

原作は秋元康、脚本は遠藤察男、音楽は千住明、主題歌はケミストリーの「最期の川」。

どこかテレビドラマ風でもあり、ワンカットも長くてセリフが多い。

癌で余命半年、とてもシリアスなテーマなのだが、ちょっと非現実的で、あくまでも架空の物語。

(実在する癌患者とその家族の感覚とはほど遠い。肺ガンになったら”旨くない”はずのタバコを旨そうに吹かしていることなど。)

でも、こういう人いるかもしれない、こういう事もあるのだろう、と思って見られるのは映画のよいところ。

また、主人公の生きる世界は、まさに資本主義。

資本主義は一般的に、その根っこのところで、人間の欲望を肯定することと深くつながっているといわれている。

太陽が降り注ぐ海辺で明るく楽しく、軽やかに生きて、死もさらっと受け入れる。クリスタルのような透明感、どこか虚ろな輝き。

とにもかくにも、主人公は幸せいっぱい。

癌になっても、欲望のまま生きて、幸せそう。だが、それは軽さと隣り合わせだ。

一方、見方を変えると明るくしていることが見えざる掟のように思えてくる。

こういう掟に縛られたナルシスト的な幸せを傍観すると、黒澤明監督の「生きる」が思い浮かんできて、それと比べ、「もっと深い苦しみの中にこそ、ほんものの希望が宿るのでは。」などと感じてしまう。

またこの映画、「このシーンは泣かせようといている」など、製作者側の意向が見え隠れすることも加わってか、なかなか感情移入が起こらない。

ある意味で、異文化を伝える外国映画のよう。

ロケ地は、箱根の彫刻の森美術館、横須賀市は野比の海岸にあるパシフィック・ホスピタル、国立市のリストランチ国立文流、相模原市東橋本の鉄板料理ひがしやまほか。

撮影協力は、(財)彫刻の森美術館、The Henry Moore Foundation、サンケイビル、富士ソフト(株)、パシフィック・ホスピタル、オフィス設計、古葉屋酒店、埼玉医科大学国際医療センター、横浜市立みなと赤十字病院、そば茶屋すがも、小田急電鉄(株)、studioピア、カラオケゆー坊青山店、リストランチ国立文流(手塚直美さんのシーン)、鉄板料理ひがしやま(高野高史さんのシーン)、日本航空高等学校、銀座みかわや、食事どころふく娘、相模原市立内山中学校、小山町立小山中学校、高橋写真館、小山町フィルムコミッション富士の国やまなしフィルムコミッション、小山町観光協会、相模原フィルムコミッション、小山町生涯学習課、横浜フィルムコミッション、(社)千葉県看護協会、千葉県フィルムコミッション、花の谷クリニック、大網白里町、ブルーウィンズチアリーディングスクール、ピースハウス病院(ホスピス)ほか。

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