空気がすっと透明になる映画「蝉しぐれ」、ロケ地は山形庄内地方、新潟、彦根、長野、近江八幡、京都、水戸、千葉など。
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蝉しぐれ プレミアム・エディション 販売元:ジェネオン エンタテインメント |
映画「蝉しぐれ」(黒土三男監督)
出演は、市川染五郎、木村佳乃、緒形拳、原田美枝子、大滝秀治、柄本明、加藤武、大地康雄、小倉久寛、緒形幹太、田村亮、今田耕司、石田卓也、佐津川愛美、ふかわりょう、羽黒町のみなさん、鶴岡市のみなさん、滋賀ロケーションオフィス、サポーターのみなさん、長野市松代中学校剣道部のみなさん、茨城県のみなさん他。
原作は藤沢周平。
江戸時代の下級武士のすがすがしいドラマ。
心の透明感。立ち居振る舞いの美しさ。凛とした作品。
義を通して一途でいることは、世の理不尽さを思い知らされることと隣り合わせ。
そういう意味では、一途さは哀しみを伴うもの。
しかし、その心の内に秘めた清んだエネルギーが昇華した瞬間、あたりの空気はすっと透明になる。
そういった瞬間は、人生にとって、何ものにも代え難く、美しいもの。
映画「蝉しぐれ」製作委員会は、電通、東宝、セディックインターナショナル、ケイセブン、ジェネオンエンタテインメント、テレビ朝日、朝日放送、メーテレ、朝日新聞社、東京ASA連合会。
製作は俣木盾夫。
プロデューサーは、中沢敏明、宇生雅明。
日本の原風景、日本の四季折々の景色が美しい。(黒土監督は、日本の原風景を見つけるために15年に及ぶ構想の期間、全国をロケハンしたという。)
2003年8月にクランクインし2004年9月のクランクアップ。(四季を通して一年に及ぶ撮影体制が組まれ、約20年に及ぶ物語の年月を四季折々のカットを盛り込んむことで表現している。)
ロケ地は、山形庄内地方、新潟、彦根、長野、近江八幡、京都、水戸、千葉。
山形庄内地方の羽黒町には、「普請組・組屋敷」のオープンセットが組み上げられている。
このオープンセット。地元から提供を受けた約1万坪の元「だだちゃ豆の畑」に約1億円をかけて建設。
その建設にあたっては、カメラアングルの中に、現代建築が映りこまないように工夫され、建設後は約1年間もかけて風雨にさらして、自然の風合いに仕上げたという。
また、美術部は建物だけでなく、道端の雑草にもこだわっている。
美術監督は櫻木晶。
そういうこともあり、このオープンセットには、2004年9月のクランクアップ後に多くの観光客が訪れている。
そこで、庄内ロケ支援実行委員会と映画「蝉しぐれ」製作委員会は保存することに決定。
劇場公開前に、松ヶ岡開墾場の大蚕室を映画「蝉しぐれ」資料館も出来て、一般公開している。
撮影協力は、
山形県庄内総合支所、庄内広域行政組合、羽黒町、鶴岡市、櫛引町、庄内たがわ農協、庄内交通(株)、羽黒町商工会、羽黒町観光協会、出羽三山神社、鶴岡ワシントン掘れる、国宝彦根城、東京第一ホテル鶴岡、八幡堀を守る会、長野市教育委員会、ながのフィルムコミッション、信州松代ロイヤルホテル、いばらきフィルムコミッション、弘道館、山形県川西町、新潟県松之山町、滋賀ロケーションオフィス、湖東三山西明寺、松ヶ岡農場ほか。
ちなみに、原作はテレビドラマにもなっている。両方の制作に関わった黒土監督は、映画とテレビドラマの違いについて、公式サイトのインタビューで、
「映画ではテレビで描けなかった日本人の気高さを描きたかった。」(抜粋)
「映画は、物語を凝縮して、原作に書かれた文章をポエムのように見せていく。テレビでは表現できない「蝉しぐれ」の空気感と透明感を表現することができたと思います。しかし、凝縮する作業は非常に苦しかった。ここは削ぎ落としたくない。でも全体の仕上がり時間などを考えたらどうしても落とさなければならない。葛藤の繰り返しです。」(抜粋)
「映画は風景が語り、芝居をする。つまり映画監督は絵描きでもなければならないんです。」(抜粋)などと、その違いを話されている。
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