映画「ピンポン」、ロケ地は江ノ島弁天橋、茨城県水海道市(現:常総市)など。
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映画「ピンポン」(曽利文彦監督)
出演は、窪塚洋介、ARATA、サム・リー、夏木マリ、竹中直人、取手市卓球連盟、水海道市商工観光課、唐橋卓球(株)、テアトルアカデミーほか。
製作プロダクションは、製作委員会にも名を連ねるアスミック・エース・エンタテインメント。
いわゆる、インディペンデント系の映画。
原作は、松本大洋の人気コミック。
オープニングのシーン、竹中直人の一人卓球シーン、試合のシーンの卓球の球などは、CG。
シロトバシによる真っ白なシーン、ビジュアルエフェクトによるバタフライ(蝶々)の羽が萎れてくるシーンなど、感情などもイメージショットで表現されている。
このように、マンガのような脚本と演出で、映画は、現実の世界と虚構の世界を行ったり来たりしている感じだ。
また、セリフなどに、現代日本の若年層の感覚が色濃く表れている。
その言葉尻には、ひょうきんさ、おとぼけぶり、お笑い漫才のようなやりとり、シラケぶりなどが感じられ、それらは欧米、中近東、アフリカ、インド・中国など、世界各国の若者にはあまり見られないものだ。
この映画には、日本のごく限られた若年層が共有するある感覚によるやりとりがふんだんに盛り込まれているといっていい。
そういう意味では、この映画は時が経てば、おそらくは、時代を反映した作品になるのではないかと思う。
撮影協力は、
茨城県、茨城県水海道市(現在は、常総市)、茨城県水海道第一高等学校、茨城県水海道第二高等学校、水海道市立水海道中学校、水海道市市民体育館、東京証券総合運動場、卓球会館こいけ、中原卓球場、渋谷ギーゴ、バタフライ卓球場。
その他のロケ地は、新宿の繁華街(喧嘩のシーン)、江ノ島(江ノ島を望む砂浜のシーン、江ノ島弁天橋のシーン)など。
DVDには、曽利文彦監督のコメントなども入っていて、
・「タムラの卓球道場」のロケセットは、古めかしい卓球場を探し、それに美術が手を入れ、作りかえている。(ブルーの卓球台をグリーンの卓球台に変えるなど。)
・落書き(原作者に書いてもらった貴重な落書き)だらけのトイレはセット。(俯瞰のカットはロケでは撮れなかったのでセット。)
・ARATAがルービックキューブをしている階段のシーンは、TBSの古い社屋の階段。
・カット数は、約2時間で約1250カット。(最近は、2000カットぐらいのものもあり、卓球試合のシーンはカット数が多いが、全体では少なく抑えている。)
・試合のシーンは一日で200カットも撮影した。(通常は一日20~30カット)
・スローモーションのシーンは、35mmのフィルム。(技術的にデジタルではできないので。)
など、制作に係る様々な裏話を聞くことができる。
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