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2008年2月 6日 (水)

映画「キッズ・リターン」、書籍「淀川長治の究極の映画ベスト100」、寺岡精工、後楽園ホール、金子ボクシングジム、なんばグランド花月など。

キッズ・リターン DVD キッズ・リターン

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映画「キッズ・リターン」(監督・脚本・編集は北野武)

出演は、金子賢、安藤政信、森本レオ、寺島進、下條正巳、石橋凌、丘みつ子ほか。

プロデューサーは、森昌行、柘植靖司、吉田多喜男。

音楽監督は、久石譲。

1996年、カンヌ国際映画祭の監督週間に正式出品。

この映画の解説が、書籍「淀川長治の究極の映画ベスト100」に掲載されている。

淀川長治 究極の映画ベスト100 (河出文庫) Book 淀川長治 究極の映画ベスト100 (河出文庫)

著者:淀川 長治
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本の中で、淀川長治さんは、

「二人の若者が、一人は前向き、もう一人は後ろ向きになって一つの自転車に乗るシーン」に

なんともいえぬ淋しさを感じ、「あてがない二人」と記している。

そして、「これは男の映画」だとも書いていた。

後輩おもいの振りをして、実は後輩を踏み外させる先輩ボクサー。ああいう話の展開がこの映画に現実味を与えている。

映画は現実的。だから終始、焦燥感が漲っている。

ボクシングジムに漂う不安感、行く当てのない苛立ち、それでいて、力のあるものにすがりたい気持ち、それらは自由の代償でもある。

そして、ラストシーン。

行き場を失うなかで、二人とも前向きになって一つの自転車を漕いでいる。

「俺達、もう終わったのかな」、「まだ始まってねえよ」という二人の言葉のやりとりに、どん底からはい上がる力が潜んでいて、身につまされるような焦燥感がどこかへ昇華していった。

協力は、(株)寺岡精工、後楽園ホール金子ボクシングジム、大阪は千日前商店街にある「なんばグランド花月」ほか。

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