映画「とらばいゆ」のロケ協力、月島もんじゃ「やじろべい」など
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とらばいゆ 販売元:アミューズ・ビデオ |
映画「とらばいゆ」(大谷健太郎監督)
出演は、瀬戸朝香、塚本晋也、市川実日子、村上淳 他。
プロデューサーは、武藤起一、久保田修 他。
現代女性の生活感がでているトレンディードラマ風の映画。
ロケーション協力は、
ホテルサンルート東京(現:ホテルサンルートプラザ新宿)
住建ハウジングなど。
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とらばいゆ 販売元:アミューズ・ビデオ |
映画「とらばいゆ」(大谷健太郎監督)
出演は、瀬戸朝香、塚本晋也、市川実日子、村上淳 他。
プロデューサーは、武藤起一、久保田修 他。
現代女性の生活感がでているトレンディードラマ風の映画。
ロケーション協力は、
ホテルサンルート東京(現:ホテルサンルートプラザ新宿)
住建ハウジングなど。
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赤ひげ <普及版> 販売元:東宝 |
映画「赤ひげ」(黒澤明監督)
出演は、三船敏郎、加山雄三、志村喬、香川京子、笠智衆、杉村春子、山崎努、二木てるみ、香川京子、山崎努など。
主人公の「赤ひげ」先生は、ブラックジャック、ルパン三世、そして晩年の寅さんのよう。
素直に憧れてしまうが、こういったタイプの人は、最近とんと世の中の表に出てこなくなった。
ひょっとしたら、これほどの人物はいなくなったのかもしれないが、おそらくは、現在も、それに近い人がどこかで暮らしているに違いない。
が、社会の表にはなかなか出てこないようである。
おそらく現在、「赤ひげ」先生が暮らしていたら、どんな風になるか。
例えば、「赤ひげ」先生が、テレビ取材などを受けたらどうなるだろうか。
若いタレントがのこのこととやってくる。
そして、そのタレント、バラエティ風の笑いをとろうと必至になり、
「先生、髭が赤いです。」「いや~、立派な方です~。」みたいなのりで、テレビの画面には大袈裟なテロップが入る。
そして、そこには、アフレコで「笑い声」。
現在のテレビはそういうのりだ。
そういった現在のテレビ・バラエティ番組の制作のあり方について、
「テレビはなぜ、つまらなくなったのか スターで綴るメディア興亡史」で、色々な人が意見を述べている。
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テレビはなぜ、つまらなくなったのか―スターで綴るメディア興亡史 著者:金田 信一郎 |
テレビに映像の主導権を奪われ、追い込まれていく映画業界。
映画が勢いを失ったのはテレビが普及してから。
それは、誰もが知っている現実だ。
だが、そのテレビがつまらなくなって久しい。
大橋巨泉氏は、この本の中で、「現在のテレビは、何時間も録画しておいて、タレントに何時間も話させて騒がせて、後から面白そうなところをピックアップしてテロップをいれる。」
だから「つまらない」といった趣旨を述べている。
映画「赤ひげ」の公開は1965年。映画業界がテレビに経済的に追い込まれてながらも、まだ抵抗を続けていた頃である。
だから、映画「赤ひげ」には、テレビ映画(テレビ局がつくる映画を業界ではそう呼ぶことがある)の臭いがない。
さて、映画「赤ひげ」の話に戻る。
映画の舞台は江戸の小石川養生所(現在の小石川植物園)
ちなみに、撮影はほとんどセットで行われている。
当時、テレビに追い込まれた映画業界はその制作コストを負担できなくなってきていたという。
写真は、小石川植物園で撮影。
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映画「さくらんぼ 母の愛」(チャン・ヂャーベイ監督)
第20回東京国際映画祭の参加作品。
製作総指揮は、レン・チョンルン、ワン・ティエンユン、シー・カ、小畑真登、原澤富雄。
プロデューサーは、ミ・ズ、三輪由美子。
日中合作の映画で、日本からはプロデューサーの三輪由美子氏(前掲)、撮影の丸池納氏、音楽の安田芙充央氏らが参加してる。
とてもいい映画だった。
舞台挨拶をされた、主演女優のミャオ・プゥさん。
映画では、知的障害を持つ母親役であるのだが、映画が始まってからしばらくの間、舞台挨拶をしていた華やかな女優と知的障害を持つ映画の主人公がどうしても重ならない。
その演技に圧倒されてしまった。
ストーリーは奥が深く、その映像も美しい。
(写真は、第20回東京国際映画祭のポスター。TOHOシネマのある六本木ヒルズで撮影。)
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用心棒<普及版> 販売元:東宝 |
映画「用心棒」(黒澤明監督)
出演は、三船敏郎、東野英治郎、山田五十鈴、加東大介、仲代達矢他。
映画の始まりの頃のシーン、犬が人の手首を咥えている。
それを見て、私はインドのバナラシー(ベナレス)、ガンガー(ガンジス川)での出来事を思いだした。
もう10年以上前の早朝。
私はガンガーという、日本では見ることが出来ないような大河の上に浮かんでいた。
小さな手漕ぎボートにインド人2人(一人は船の船頭)と一緒、3人でボートに乗っていた。
ふと川岸を見ると、急な斜面に人が倒れていて、その人(亡くなった人)の手足を犬が食っている。
その時の驚きを言葉に表すことは難しい。
だが、小さな手漕ぎボートに一緒に乗っていたインド人は、平然と言った。
「ガンガーで死にたかったんだが、もうちょっと、たどり着く前に果てたんだろう。」
そして、「ガンガーは聖なる河。この河であの世に行けば、極楽へ行ける。」
だから、「ガンガーにいるお前は、ラッキー。幸せ者。」だとか言い始めて、ガンガーの水(死体が流されているせいか、とても濁っている。)を私の頭にかけた。
「えっ、、汚い。」
思わずよけようとしたが、彼は、妙なお祈りを唱えながら、何度もその河の水を私の頭にかけてくる。
”もういい。もうボートから降りたいよ。”
心の中で、子供のようにそう思っていた。
ようやく宿に戻る。
あーあ、疲れた。
それから、2時間ぐらい後。朝食の時間だ。
ガンガーで一緒だったそのインド人と2人でブレックファスト。(何故か、彼が「ジャポネー、ブレックファスト。」といって、宿にきた。いったい何がどうなっているのか、よくわからない。参りました。)
ブレックファストは屋上のテラスらしい。屋上に上がる。だが、私は何も食べる気にならない。
すると、そのインド人は
「スマイル。」と、自分の口の端と端を両手で上につり上げながら、私に笑顔を促した。
そして、「人はいつか死ぬ、ライフ・イズ・ベリー・ショート。さっき見たじゃないか。お前は生きているんだから、エンジョイ。ハッピー。ユー・アー・ハッピー。ベリー・ハッピー。」と気負いもなく、ただただ普通に言っている。
でも、こちらは、食べ物がなかなか喉を通らない。
さっき見た光景が、瞼に焼き付いて離れないのだ。
さて、映画に話をもどす。
映画「用心棒」、始まりの頃のシーンを見ながら、そのことを思いだしたのだ。
おそらくは、映画「用心棒」を見ながら、インドをガンジス川を思いだすような人は、ほとんどいないに違いない。
映画を見ると、誰もが自分の過去を重ねてしまうのだろう。
だから、映画というものは、見た人全員がぜんぜん違った見方をしている。
それゆえに映画は奥深い。
映画の感想は人それぞれ違っている。
だから、その感想を聞くことが楽しいのだ。
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ダ・ヴィンチ・コード デラックス・コレクターズ・エディション 販売元:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント |
映画「ダ・ヴィンチ・コード」(ロン・ハワード監督)
出演は、トム・ハンクス、オドレイ・トトゥ、ジャン・レノ、イアン・マッケラン 他。
キリスト教に明るくないと、なかなか理解しづらいので、映画を見る前に予備知識が必要。
メインのスタジオは、イギリスのPinewood Studios
ロケ地は、フランスのパリ、イギリスのロンドン、スコットランドのエジンバラなど、各国で撮影されている。
イギリスは、リンカーン大聖堂(Lincoln Cathedral)、Belvoir Castle、Burghley House、それからロンドンのドックランド(Docklands) など。
スコットランドは、エジンバラのCaledonian Hilton、Rosslyn Chapel, Midlothianなど。
歴史のある文化施設や歴史的建造物でロケーション撮影された作品。
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ALWAYS 続・三丁目の夕日 ナビゲートDVD 続・夕日町のひみつ 販売元:バップ |
映画「ALWAYS 続・三丁目の夕日」(山崎貴監督)
出演は、吉岡秀隆、 薬師丸ひろ子、小雪、堤真一、堀北真希、もたいまさこ他。
昭和34年の風景をCGを駆使して再現した映画。
日本のVFX、日本のポスプロ、制作体制は少人数ながらも離れ技。
その技によって、映画では高速道路のない日本橋を見ることが出来る。
その日本橋のシーン。
実写(ロケセット)、1/24のミニチュア、そしてCGを合わせて作られている。
(例えば、日本橋のライオンの飾りはCG、橋の汚れは実写。CGでよごれを入れるのは難しいらしい。)
ちなみに、日本橋のロケセットは霞ヶ浦の畔に造られた。(茨城県潮来市)
ロケ撮影は潮来市だが、リハーサルは日本橋を午前中一杯半分封鎖(歩道と一車線)して役者たちは実感をつかんだそうだ。
(リハーサルは地域の祭りでもあるから、日本橋を半分封鎖できた。)
写真は、昭和30年代のミニチュア。(映画を制作した「白組」の展示ブースで撮影。)
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ビルマの竪琴 販売元:フジテレビ |
映画「ビルマの竪琴」(市川崑監督)
出演は、石坂浩二、中井貴一、川谷拓三、菅原文太、北林谷栄他。
1985年に公開されたリメイク版のロケ地はタイランド。
当時もビルマ(現在のミャンマー)でのロケは政治的に難しかったそうだ。
現在のタイランド、アジアの中でも、ロケ誘致を積極的に行っていることで知られている。
フィルムコミッションのタイランド・フィルム・オフィス
「Locations Trade Show 2007」(サンタモニカで開催)においても、日本より大きなブースを出展していた。
「Locations Trade Show 2007」の様子。
サンタモニカで撮影。
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ヤンヤン 夏の想い出 販売元:ポニーキャニオン |
映画「ヤンヤン夏の想い出」(エドワード・ヤン監督)
英語タイトルは、「Yi yi :A One and a Two」
プロデューサーは河井真也氏。
出演は、 ウー・ニエンジエン、 エレン・ジン、イッセー尾形、ジョナサン・チャン、ケリー・リーなど。
カンヌ国際映画祭で監督賞を受賞。
家族の生活がそれぞれ並行して描かれているためか、3時間近くの長い映画。。
(例えば、父親NJの東京での昔の恋人とのデートシーンと、その娘ティンティンの初デートシーン。交互にカットバックされていたりする。)
ロケ地は、台北と日本。
日本のロケ地は、東京の各所。ホテルオークラ、東海大学、等々力不動尊、熱海など。
東京でのロケ、繁華街や電車の駅などでも撮影が行われている。
(未確認だが、おそらくはゲリラ撮影だろう。)
熱海は、つるやホテル、サンビーチなどが映っている。
日本、台湾、中国の文化の違いもにじみ出ている作品。
写真は、台北で撮影。
映画では映っていなかったが、台北はオートバイの多い街。
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千年旅人 著者:辻 仁成 |
映画「千年旅人(せんねんたびと)」(辻仁成監督)
プロデューサーは河井真也氏。
出演は、豊川悦司、yuma、大沢たかお他。
儚さのなかにも、魂のつながりが感じられる作品で、映像が心に残る。
穏やかだったり、荒々しかったり、日本海独特の海。
能登の黒瓦、鄙びた街並み。
「この美しいなロケ地はおそらく、「やせの断崖」のある能登半島の(旧)富来町あたりだろう」と思ったが、やはりそのとおりであった。
エンドロールに、ロケ協力、能登半島の(旧)門前町とある。
協力には、輪島市、「琴ヶ浜の泣き砂を守る会」なども載っている。
写真は、能登半島の(旧)富来町で撮影。
ロケ地は、ここからバスで北上したあたりにある。
ロケ地をバスで通過した。
乗客は私一人。
「能登はやさしや土までも。」
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シュガー&スパイス 風味絶佳 販売元:フジテレビ |
映画「シュガー&スパイス~風味絶佳~」(大多亮プロデューサー・中江功監督)
出演は、柳楽優弥、沢尻エリカ、夏木マリ、大泉洋、 チェン・ボーリン 他。
最近の、10代~20代向けの恋愛ものは、どれも大人の影が薄い。
この作品も、10代の主人公2人の世界、両親など大人はほとんど忘れられて、どこか遠くへ行ってしまっている。(ちなみに、現実離れした祖母はいる。)
最近の恋愛映画、世代を超えて見ることが出来る作品にはなかなか出会えないようだ。
(昔のハリウッド映画などは、老若男女、ストーリーを理解できたし、今でも楽しめる。)
協賛は森永ミルクキャラメルで、「風味絶佳」はキャラメルの味。
この文字、森永ミルクキャラメルの箱に印刷されている。
協賛がこういう形で表れている作品、映画のビジネスモデルとして後日、ご紹介したい。
映画は、舞台は横田基地のある東京都福生市。
福生市のロケ地については、こちらに詳しく載っている。
(東福生駅とその周辺、米軍横田基地のフェンスや第2ゲート周辺、ビデオ屋さん(ジャンボシアター福生店)など、写真付きで見ることが出来る。)
その他のロケ地は、
木更津市
木更津市の住宅造成地にガソリンスタンドのオープンセットがつくられた。周囲に建物やミ緑がない、生活の臭いのない場所を探したらしい。確かに、映画のシーンは、アメリカにあるガソリンスタンドのような感じだ。(現在、このオープンセットは壊されて無い。)
それから、横浜の元町商店街など。
エンドロールの撮影協力には、
首都大学東京(図書館のシーン)
東洋英和女学院大学(下校のシーンなど。こちらのブログに詳しく載っている。)
日吉自動車学校
富士吉田市のふじよしだフィルムコミッション
それから、東京ロケーションボックスなどが掲載されている。
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GOAL! STEP1 イングランド・プレミアリーグの誓い スタンダード・エディション 販売元:ショウゲート |
映画「GOAL!」(監督はダニー・キャノン、エグゼクティブプロデューサーは、ローレンス・ベンダーとピーター・ハージティ、プロデューサーはマイク・ジェフリーズ)
3部作の1作目。アメリカ=イギリス映画。
FIFA初の公式認定映画でベッカムやジダンなどの有名選手が特別出演している。
ロケ地は、
アメリカのロサンゼルス。
イギリスのNewcastle-upon-Tyne
イギリスのPinewood Studios(スタジオ)など。
ちなみに、サッカーは映画にするのが難しいといわれている。
野球の場合は点と点で撮影できるのだが、サッカーは動きがあるし、ボール以外の動きがわからないと観ていて面白くないためだ。(全体の動きがわからないと面白くない。)
例えば、ある有名監督の話によると、「ボールと一番遠くにいる選手に注目している。」という。(その動きを見れば、その選手の素質がわかるらしい。)
また、俳優によるサッカープレーも難しい。
だから、大ヒットしたサッカー映画はあまりないという。
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かもめ食堂 販売元:バップ |
映画「かもめ食堂」(荻上直子監督)
出演は、小林聡美、片桐はいり、もたいまさこ他。
スローな映画。
考えてみれば、スロームービーというジャンルがあっていいような気がする。
沖縄の小さな離島を旅している時に出会いそうな感じのスローな人がたくさん出てくる。
まるで沖縄の小さな離島のように、フィンランドのゆったりとした土地が磁石のようになって、スローな人々を惹き付けている。
ロケ地はヘルシンキ。(オールフィンランドロケらしい。)
フィンランドの役者さんやスタッフと一緒に制作した作品。
映画に出てくる人たち、目的地を決めずになんとなくぶらぶらと歩いているような感じ。
まるで散歩のような生き方が心地いい。
観客を驚かせたり、泣かせたり、怖がらせたりと、最近の映画は仕掛けが目立つが、こういった自然体の映画がもっと増えてもいい。
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沖縄県、石垣島に、石垣島フィルムオフィスがありますよ。
とコメントをいただきました。(ありがとうございました。)
ということは、2007年10月15日現在、日本のフィルムコミッションは125を超えている。
ちなみに、全国組織に加盟しているFCは98団体(2007年10月5日現在)
全国組織に加盟はしていなくても、活発にロケ誘致・支援をしているフィルムコミッションで現在わかっているのは、27団体である。(2007年10月15日)
加盟と未加盟を合わせると日本には、
125を超えるフィルムコミッションがある。(2007年10月15日現在、追加・修正)
追加されたのは
詳細は、こちらのページ。
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佐賀のがばいばあちゃん トークショー 販売元:コロムビアミュージックエンタテインメント |
映画「佐賀のがばいばあちゃん」(倉内均監督)
出演は、吉行和子、工藤夕貴、緒形拳、 三宅裕司など。
何よりストーリーがよかったし、俳優たちの演技もすばらしい。
ロケ地は、
佐賀県神埼町の商店街の一角、鍵屋さんの裏手。
そこに、がばいばあちゃんの家の渡り廊下と小屋となった舞台がある。
(3ヶ月に渡るロケハンで探し出したらしい。)
ロケ撮影の前に、川を掃除し屋根に苔をひいて建物の風格を演出。そして、かまど、ポンプ式の井戸、石段、桟橋などを新たにつくったそうだ。
それから、がばいばあちゃんの町をつなぐ橋。
ロケ地は、福岡県柳川市の壇平橋(だんぺいばし)。
木造で、雰囲気があり、撮影もできる橋。
舗装された橋の表面に土を巻き、現代的な部分は隠して、看板や電柱などをつかって昭和30年代当時の様子を再現している。
(昭和40年冬の場面になると、トヨペット(国産車)が登場する(橋を通過している)など、その演出は凝っている)
撮影協力には、佐賀大学附属中学校、佐賀市立北山中学校、佐賀大学付属小学校、佐賀市赤松校区のみなさん、佐賀市立本庄小学校・日新小学校・城西中学校、東与賀町東与賀小学校など。
エンドドールには、
佐賀県、佐賀市、神崎町、有田町、佐賀県教育委員会、有田町教育委員会、佐賀県フィルムコミッション。
それから、福岡県は柳川市
広島市は、広島フィルムコミッション、広島市教育委員会
さらには、高崎フィルムコミッション。
エキストラ出演には、佐賀市柳町・蓮池町・道祖元町、神埼郡神埼町、西松浦郡有田町、佐賀市立城西中学校・昭栄中学校、川副町立川副中学校、小城私立三日月中学校、佐賀県庁エキストラチーム、福岡県柳川市のみなさん。佐賀県のみなさん。
「佐賀青年会議所にご支援いただいた方々」として、
個人、企業などの名前がずっと並び、
「製作にご支援いただいた方々」としても
個人名や企業名が挙がっている。
まさに、ご当地映画、地域映画の傑作の一つ。
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ちなみに、全国組織に加盟しているFCは98団体(2007年10月5日現在)
全国組織に加盟はしていなくても、活発にロケ誘致・支援をしているフィルムコミッションで現在わかっているのは、26団体である。(2007年10月14日)
加盟と未加盟を合わせると日本には、
124を超えるフィルムコミッションがある。(2007年10月14日現在、追加・修正)
(追加分の補足説明)
加盟
・ぐんまフィルムコミッション連絡会議事務局
未加盟
・福島県白河市のNPOカルチャーネットワークのロケ支援
・北海道北広島市のフィルムコミッション北広島(2006年夏に発足)
詳細は、こちらのページ。
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小早川家の秋 販売元:東宝ビデオ |
映画「小早川家の秋」(小津安二郎監督)
出演は、原節子、司葉子、森繁久弥、 中村鴈治郎、小林桂樹、杉村春子、笠智衆など。
小津安二郎監督が初めて関西を舞台にした作品。
(女優の原節子さんは、撮影中ずっと宿屋暮らしをされたそうである。)
また、小津安二郎監督が松竹を離れて撮った3本の中の一本としても知られている。(東宝に招かれて撮影)
クランクインは1961年6月23日、クランクアップは同年の9月25日で、春の終わり夏の盛り、そして秋にかけて。
撮影場所は、京都の伏見・東山・嵐山、大阪の御堂筋・道頓堀、奈良の競輪場、それから
宝塚映画製作所(兵庫県宝塚市)など。
京都の街並み、酒樽、木の橋、火葬場の煙突の煙、そして、その煙突の煙を見つめる家族たちの表情が心に残る。
それと同じ時、火葬場の近所の農夫である笠智衆が同じ煙を農地から眺め、「死んでも、あとから順繰りに生まれてくる。」とたんたんと農作業を続けていた。
ちなみに、小津安二郎監督は、この作品の後にもう一本(「秋刀魚の味」)撮影し、1963年にこの世を去られている。
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嫌われ松子の一生 通常版 販売元:アミューズソフトエンタテインメント |
映画「嫌われ松子の一生」(中島哲也監督)
出演は中谷美紀 他。
映画は、ミュージカル風にできあがっている。
解説によると、松子の「奇妙なつくり顔」は、原作にはないそうだ。
映画の中で、甥っ子が叔母さんである松子の生き方を、
「最後までとことん不器用で、とことん不幸せだったこの人を、神様だと(りゅうさんは)いった。人を元気づけ、人を愛し、だけど自分はいつもぼろぼろに傷つき孤独で、ファッションも全然いけてないけど・・・」などといっている。
また、「人間の価値って、人に何をしてもらったかでなく、人に何をしてあがたかだよね。」
というセリフがこの映画に何度もでてくる。
「意味無いね、生きてることが意味無いね。」などと松子はどんどんと追い込まれている。
だから、映画の挿入歌には「どうすれば私、愛される子になれるの?」などという歌詞もある。
おそらくは、現代という時代を、図らずも映し出した映画で、2006年(公開)がどういう時代だったのか、この映画をみれば知ることが出来るだろう。
一方、ビートルズのアルバム「アビイロード」
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アビイ・ロード アーティスト:ザ・ビートルズ |
その中にある「ジ・エンド」という曲。
歌詞には、「結局、きみが受け取る愛は、君が産み出す愛に等しい。愛とは自分自身で産み出すもの」とある。
映画「嫌われ松子の一生」とビートルズの「ジ・エンド」の見解は似ているようでどこか大きく違っているといっていいだろう。
この二つの考え方、どちらの考えをとるかは、もちろん個々人の自由にゆだねられている。
この映画を見て、
ホイットニーヒューストンだったか、かすかな記憶だが、
「まず、自分を愛すること(自己嫌悪を乗り越えて、自分の良いところに気づこうという意)。それがなければ他人を愛することはできない。始まりは自分への愛。」といった意味の歌詞を思いだした。
ちなみに、映画のエキストラは、松本市、高崎市、佐原市、中之条町のみなさんなど。
ロケ協力は、伊勢崎市(伊勢崎の駅舎など)、佐原市、松本市経済部観光温泉課ロケ支援室、信州上田フィルムコミッションなど。
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10月22日(月)~10月24日(水)に開催される。
場所は、東京の六本木ヒルズ、森タワー アカデミーヒルズ49 オーディトリアム
最近、映画プロデューサーの勉強をしているグループの集まりがあったのだが、
そのグループが行っているセミナーで、講師をされた先生がこのジャパン・ロケーション・マーケット2007に係わられている。
この催しは、
「映画をはじめとした素晴らしい映像コンテンツの舞台となる、日本各地の魅力ある『ロケーション』。その魅力的なロケーションを広く発信し、国内外の製作者とロケを受け入れる地域とのマッチングの場ロケーションマーケットが、日本でもついに始動します。
初開催である今年は、日本のロケ受け入れ・誘致を担う人材の育成を目的としたセミナー・シンポジウムを開催します。また地域と国内外の製作者との交流によりロケ受け入れ・誘致を促進し、これらを通じて日本固有の経済価値の高いロケーションの在り方を探っていきます。
ジャパン・ロケーション・マーケットでは、日本のロケーションを「撮影スタジオ」としての役割を充実させる一方で、各地が保有する独自の文化や風土、それにまつわるストーリーを発掘し、それら全てを包括して「魅力的なコンテンツ」として広く発信することで、国内外からのロケ受け入れ・誘致を促進し、コンテンツ産業の振興及び地域経済の拡大を目指していきます。」
(ジャパン・ロケーション・マーケット2007のホームページより抜粋)
セミナーやシンポジウムなどがある。
「FCスキルの基礎から問題解決まで」
「地域資源活用の観点から見た映画製作の作品事例」
「海外製作者から見たロケ地としての日本」
「求められる地域コンテンツの今後」
「歴史文化地域におけるフィルムコミッション活動~「第三の男」から「ダ・ヴィンチ・コード」まで~」
など、魅力的なテーマが目白押しだ。
参加申込は、ジャパン・ロケーション・マーケット2007まで。
最近、事務局の方々と情報交換をする機会があり、少々宣伝じみた書き方になってしまったが、おそらくは、このブログを訪れた方々には有益な情報ではないだろうかと思う。
コ・フェスタのなかでも、特に楽しみなプログラムである。
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コ・フェスタは、JPAPAN国際コンテンツフェスティバルのこと。
コ・フェスタとは。
チラシをみると、
「コ・フェスタは、ゲーム、アニメ、マンガ・キャラクター、放送、音楽、映画の各業界のコンテンツが一堂に会する、世界最大規模の統合的コンテンツフェスティバルです。コ・フェスタのキーワードは連携・リンクです。各分野が連携し合うことで新しい発想と新しいマーケットを生み出し、広く海外にアピールしていくことを目指します。」という内容の催し。
多くのプログラムが用意されている。プログラムは18。
その中の一つが、
東京は表参道のスパイラルホールで10/1~10/10まで開催された。
スパイラルホールの前で撮影。
映画関係では、
映画監督(映画作家)の河瀬直美氏
スタジオジブリプロデューサーの鈴木敏夫氏
映画プロデューサーの李鳳宇氏、一瀬隆重氏
フジテレビの亀山千広氏などが3時間にわたって語った。
それから、
2)JAM2007(Japan Animation Contents Meeting 2007)
秋葉原UDXで10/4~7まで開催された。
アニメ・ビジネス・ショーケースやシンポジウムなど。
秋葉原UDXで撮影。
そして、
3)国際コンテンツ人材交流・育成セミナー(9/20,9/21,10/26,10/27)
9/20と9/21には、
映画「スパイダーマン」シリーズなどで知られるプロデューサー、アヴィ・アラッド氏。
映画「ラストエンペラー」や「戦場のメリークリスマス」などのプロデューサー、ジェレミー・トーマス氏。
映画「墨攻」のプロデューサー、井関惺氏
映画「初雪の恋」のプロデューサー、韓国のジョナサン・キム氏のセミナーがあった。
いずれも、世界的なプロデューサーである。
4)第20回東京国際映画祭(10/20~10/28)
5)秋葉原エンタまつり(10/20~10/28)
6)第4回東京アジア・ミュージックマーケット(10/15~19)
7)東京コンテンツマーケット2007(10/25~10/26)
8)ジャパン・ロケーション・マーケット2007(10/22~10/24)
など、コ・フェスタは中盤にさしかかっているが、これからも魅力的なプログラムが目白押しだ。
その中でも、ジャパン・ロケーション・マーケットについては、このブログとも関連性があるので追って詳しくご紹介したい。
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柳川堀割物語 販売元:ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント |
映画「柳川堀割物語」(高畑勲監督)
高畑勲氏が脚本・監督、宮崎駿氏が製作の実写映画。
アニメーションによる解説だけでなく、実写の映像もジブリ作品のタッチが感じられて、実写がアニメのようでどこか不思議な作品だ。
不思議なのはそれだけではない。
1985年から1986年にかけて撮影された約20年前の作品だが、昭和60年頃の人々の顔つきと平成19年の今の顔つき、ずいぶんと違ってみえる。
もし、映画が撮影された当時の人が、突然にタイムマシーンで現在に舞い降りたら、その国が同じ日本だと思わないのではないか。
それほど、髪型などにとどまらず、おそらくは内面が変わったのだろう、顔つきが違っているのである。
さて、映画の中身はというと、水とともに暮らす人々を描いたドキュメンタリー作品。
3時間近くある長い映画で、最後まで見るのに根気がいるのだが、逆に言えば、様々な話がちりばめられている。
ちなみに、そのなかに「まちづくり」の話がある。
そのまちづくりのストーリーはこんなかんじだ。
「国・県・市は、堀割をコンクリートで封じ込める計画であったが、その当時、市役所の係長であった広松伝(つたえ)さんという方が、自ら河川浄化計画・水路再生計画を立案し、かつての美しい堀割を甦らせた。」というのである。
文章にすると簡単なようだが、役所の一係長が国と県が旗を振り、市議会も議決した後の施策を振り出しに戻したのだから、大変な話である。
柳川で生まれ育った広松さんは、「川とよりを戻したい」と、冊子「郷土の川に清流を取り戻そう」を500部刷り、100回を超す住民懇談会などを通じて、市民参加による清掃を復活させた。
「便利さばかり」を重んじる時代に、あえて「川との煩わしいつきあい」を取り戻したのだが、おそらくは、潜在的に住民たちもそうしたいと思っていたし、歴史的に川を通じて住民の連帯感と自治意識が眠っていたから、それが実現したのだろう。
結果をみれば、それまでの国や県が考えていた下水道を整備し堀割を暗渠にする計画よりも1/5のコストしかかからなかった。
しかしながら、「県の担当者は、”川は棄民の共有財産とは何事か。川は国や県のものである。”と目くじらをたてた。」らしい。
この出来事は、現代に生きる柳川市民が未来に残した遺産であり、子孫たちはそれを成し遂げた先祖たちを誇りに思うに違いない。
映画は、水と人々の暮らしを様々な角度から映し出している。
(粉石けんの普及活動、水落ち(堀割の水を一度無くしすこと)における魚(鯉、鮒、ハヤなど)採り、川祭り、水天宮祭りなど)
水は地域を越えていて、そのロケ地は柳川市にとどまらない。
ロケ地は、
その堀割を復活させた福岡県柳川市
それから、水と関わりの深い
熊本県矢部町(通潤橋)
(ちなみに、通潤橋は、水不足の白糸台地の村々に水を供給するために建造された。橋の通水管(3本ある)は現在も使用されている。約100ヘクタール以上の水田を潤しているそうである。)
長崎県島原市(武家屋敷、湧水)
武家屋敷で撮影。すばらしい景観。
福岡県星野村(棚田)
福岡県朝倉町(三連水車)
有明海の干潟や矢部川など。
また、ロケ隊は沖端(おきのはた)川の民家を借りたという。
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雨月物語 販売元:角川エンタテインメント |
溝口健二監督の「雨月物語」
1953年のベネチア国際映画祭で銀獅賞と監督賞を受賞している。
出演は、京マチ子、、田中絹代、森雅之 他
溝口健二監督は、黒澤明監督、小津安二郎監督と日本映画の三大巨匠と並び称されていることは、映画ファンならば誰もが知っていることである。
その溝口健二監督の代表作の一つである「雨月物語」について書かれた、まるで博物館にあるような一級資料のすごいブログをみつけた。
それは、宮嶋八蔵氏のブログ。
「雨月物語」で助監督をされた宮嶋八蔵氏しか知り得ない「雨月物語の時の準備メモ」などが掲載されている。
撮影に当たっての時代考証、衣装、並びにセットのことなどが、撮影当時の台本や大学ノートなどを用いながら説明されている。
それによると、ロケ地は
伏見の裏山(窯と源十郎の家)
琵琶湖の芒ヶ原(市場から朽木屋敷へ焼き物を届けるシーン)
琵琶湖畔のワカモト(消化剤の製薬会社)の社長の別(荘芒が原の宴)など。
また、船路のシーンはセットだったそうで、
その船路のシーン、あの小津安二郎監督から
「どこでロケーション撮影をしましたか」という問い合わせの電話が入ったそうである。
ロケではなくセットであったと誰もが気がつかなかった。
まさに、撮影スタッフの技の結晶であったといえるだろう。
(ちなみに、これらのことは宮嶋八蔵氏のブログに掲載させている。)
なお、その宮嶋八蔵氏のブログに下記のような記述があった。
「今の映画のように手ごめをする所をそのままズバリ見せない。それは、そういうものの中に作品の品位を失わせるものがある。それよりも、侵された事を観客の思考を刺激して想像させたほうがずーと強烈で刺激も強い。」(抜粋)
また、
「直接的な表現を避けて観客の思考に委ねるのは自信と勇気と決断が要ります。観客の知性を信頼するからこそ出来るものです。」(抜粋)
映画というものの深みを感じる名言で、
映画を制作する側ではなく、むしろ映画を鑑賞する側に投げかけられた言葉といえるのでご紹介しておきたい。
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カッコーの巣の上で 販売元:ワーナー・ホーム・ビデオ |
映画「カッコーの巣の上で」(ミロシュ・フォアマン監督)
出演はジャック・ニコルソン
仮病をつかって刑務所から病院へ入院したマクマーフィと、その病院の婦長が対立する。
「人間の自由と尊厳」を問いかける人間ドラマ。
1975年の作品で、前掲の日本映画「書を捨てよ町へ出よう」とどこか似た時代の空気が漂っている。
ロケ地は1883年設立のオレゴン州立病院。
ピース時には3000人以上が利用していたが、撮影当時は600人と少なかったという。
(病院が建設されたのは1963年で、撮影時は建設した時から何も変わっていなかったという。)
撮影用とジム所用に一病棟をそのまま借りて撮影してたようだ。
およそ100人の患者さんが家族の承諾を得て、エキストラで参加している。
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書を捨てよ、町へ出よう (角川文庫) 著者:寺山 修司 |
映画「書を捨てよ町へ出よう」(寺山修司監督)
美輪明宏さんが出演され、偉才を放っている。
若さというやり場のないエネルギーが満ちあふれたいわゆる実験映画。
寺山修司さんが初めて監督した1971年の長編映画。当時の社会を映し出している。
また、時代を突き動かす空気というもの。それが、ある意味で個人を追い込んでいくものであるということを否応にも感じてしまう作品だ。(だから、疲れる作品。)
そして、当時の東京の空気を感じることができる作品。
映画の中身について言えば、
「ひょっとすると、この映画に登場する時代の空気は、その次の時代に、”しらけるということ”を身につけさえたのかもしれない。」
(「しらけ世代」は、この時代の青臭い理屈の無意味さに対するアンチテーゼが生んだのではないか。)
例えば、学生時代の部活など、学校の先輩から受ける様々な影響は案外に理不尽なもので、その影響は一時的には避けられない。(もっと上の世代なら全く違うアドバイスをするだろうに、ちょっと年上の先輩(まだ子供)が、聞くに堪えない青臭い説教を、少し年下の後輩(同じような子供)にしたりしている。これはいつの時代も同じである。)
当時の青年たちは、「戦争に負けた大人たち」を小馬鹿にしながら、「戦争に勝った敵国」にも反発している。
だから、この映画に漲っている「戦争に負けた国の苦しみ」の行き場がどこにもみつからない。
その自己矛盾こそが、青年どうしで空虚な理屈を言い合うエネルギーを生み出す源泉だったのかもしれない。
そういったことに対する反動が、その後の「しらけ」だったり、「ひょうきん」というかたちになっていたのではないか。(いいかえれば、1970年代の終わり~1980年代にかけての「ガラスのジェネレーション、さよならレボリューション」)
このような、そういう鬱屈した1970年頃の空気を、リアルなものにすることに成功させているのがロケ地としての東京だ。
おそらく、高田馬場とか池袋とかの近くだろうか。
都電が走っている。
映画の中のセリフが確かならば、主人公一家が住むアパートは「新宿区戸塚一丁目」あたり。
ロケ撮影のリアルな映像が、この実験映画に現実味を与えているのだ。
この映画、東京国際映画祭(2007年)の「映画が見た東京」で上映される。
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たそがれ清兵衛 販売元:松竹ホームビデオ |
映画「たそがれ清兵衛」(山田洋次監督)
第76回アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた日本映画の代表作の一つ。
出演は、真田広之、宮沢りえ、田中泯 他。
原作は、藤沢周平の「たそがれ清兵衛」、「竹光始末」、「祝い人助八」
ロケ地は、原作の舞台である山形県庄内地方。
月山を望む庄内地方の風景、そしてお国言葉の庄内弁は、この映画にはなくてはならないものになっている。
写真は、鶴岡市に行ったとき湯殿山から撮影。
写真は、庄内地方の田んぼ。
鶴岡市観光連盟のページにロケの様子が紹介されている。
ロケ地は鶴岡市(羽黒町、櫛引町は鶴岡市と合併)
羽黒町の清水(葬列のシーン、芝刈りのシーン)
赤川の中洲(川のシーン)
湯田川温泉「由豆佐売(ゆずさめ)神社」(お祭のシーン)
櫛引町松根(若菜を摘むシーン)
羽黒町中台、櫛引町田代、櫛引町松根「松根庵」
ロケ撮影には、湯田川地区の人々、湯田川神楽保存会のメンバー、庄内ロケ支援実行委員会の構成団体などから、約110人がエキストラとして出演されている。
そえから、秋田県角館町の武家屋敷。
松本家と岩橋家。
写真は、角館町の武家屋敷で撮影。
長野県上田市は矢出沢川の河川敷(高橋という橋の下あたり)
清兵衛が剣術の腕を披露したシーン(信州上田ロケ地ガイドに写真がある。)
なお、お城のシーンは滋賀県の彦根城。
(彦根城築城400年祭でロケについて紹介された。)
また、オープンセットは長野県望月町につくられた。(現在は、合併して佐久市)
場所は旧中仙道望月宿と芦田宿の間にある茂田井(もたい)で、電線などは一時的に移設された。
スタジオは、松竹京都映画撮影所。(松竹京都映画株式会社)
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映画「天国の本屋 恋火」篠原哲雄監督
出演は、竹内結子、玉山鉄二、香里奈、新井浩文、香川照之、原田芳雄、吉田日出子、香川京子 他
(写真は、某市の花火大会。)
「天国のまちのロケ地はいったいどこだろう。」と自然に興味がわいてくる映画だが、そのロケ地は北海道だ。
ロケ協力は、北海道ロケーションサービス、小樽フィルムコミッション、石狩市、江別市、さっぽろフィルムコミッション、天塩町、当別21夢倶楽部フィルムコミッション、増毛町、室蘭市、留萌市、豊富町、穂別町。
エキストラの協力は、小樽市、石狩市、札幌市、根室市、江別市、当別町、それから穂別町のみなさん。
サロベツの空と雲、増毛の自然、室蘭の商店街、そして、石狩浜の海岸。
ラストシーンの花火大会は、石狩市の協力で200発が打ち上げられた。ロケ地の石狩浜にはおよそ800人のエキストラが参加したらしい。(石狩市だけでなく、小樽市、札幌市、幌別町などからも。松竹が運営するシネリエのページにそのことが掲載されている。)
それから、江別市の平和通り。
(天国のまちのロケ地になっているようで、こちらのブログに紹介されている。)
最後に、天国のまちのファンタジックな映像のメインロケ地は小樽市。ロケ撮影が一番多かったのが小樽市だ。
小樽市は知名度の高い観光名所が多いが、それらをあえて避けることで、幻想的な天国のまちの映像に仕上がっているようだ。
小樽フィルムコミッションのホームページに映画「天国の本屋」のロケ地ツアーのページがある。
それによると、
例えば、天国のまちにある線路で遊ぶ子供たちの姿が印象に残ったが、そのロケ地は小樽市の手宮線跡地だ。
それから、「天国の本屋ロケセット」は、小樽市港町2-3小樽港第2号ふ頭公共上屋(倉庫)に造られた。このロケセットには小樽市内の古本屋さんが協力して本が運び込まれた。
(こちらのブログに、この「天国の本屋ロケセット」の訪問記が掲載されている。)
ただし、「天国の本屋」の外観は、江別駅近くの旧岡田倉庫。(江別市のホームページ参照)
小樽市では、他に「BBC」(天国の喫茶店)、「かねこ」(焼き鳥屋さん)、「景星餅菓(けいせいへいか)」(和菓子屋さん)でロケ撮影が行われた。
このように、「天国の本屋 恋火」はオール北海道ロケの作品。
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THE 有頂天ホテル スタンダード・エディション 販売元:東宝 |
映画「THE 有頂天ホテル」(三谷幸喜監督・脚本)
出演は、役所広司、松たか子、佐藤浩市、香取慎吾他。
1シーン1カットにこだわった長回しで撮影。
制作者のコメントによると、「いわゆる引き画フィクスの長回しではなく、出演者も動き、カメラも動き回ることによって演出している長回しカット。」
それによって、舞台っぽい映画ができたようだ。
ちなみに、長回しとは「ひとつのシーンを途中で止めないで長時間カメラで撮影し続けること」。引き画フィクスとは「出演者から離れた場所にカメラを固定して撮影すること。」(制作者のコメントより)
架空のホテルは「アバンティ」。
ロケ撮影は、首都圏のいくつかのホテルで行われた。
まずは、横浜。
横浜フィルムコミッションに「THE 有頂天ホテル」のロケ地ツアーのページで紹介されている。
1)ホテルニューグランド(撮影場所は屋上チャペルなど3カ所、そのうちの1カ所はトイレの中)
深夜から早朝までという制約がある撮影もあったらしい。ホテルでのロケ撮影には、様々な制限があって「制作スタッフたちは大変そう」だったよう。(上記、横浜FCのページより)
2)パン パシフィック横浜ベイホテル東急(宴会場前のホワイエなど4ヶ所。)
このホテルは、延べ5日間の撮影協力であった。(上記、横浜FCのページより)
東京都内では、
3)東京新阪急ホテル築地(聖路加ガーデンにある。夜景)
4)シェラトン・グランデ・トーキョー・ベイホテル(日本鹿学会授賞式会場)
5)シェラトン都ホテル東京(従業員用通路、厨房、筆耕室、記者会見場)
6)ホテルイースト21(スワローホール、保管室)
でロケ撮影が行われた。
(DVDを見たこちらのページで紹介されている。詳しくはDVDの特典映像で。)
ところで、これらのホテル、ロケ撮影によってどのぐらい宿泊客が増えたのだろうか?
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スカイハイ 劇場版 スペシャル・エディション 販売元:アミューズソフトエンタテインメント |
映画「スカイハイ劇場版」(北村龍平監督)
出演、釈由美子、大沢たかお、戸田菜穂 他。
釈由美子さんら女性が演じる殺陣、現代女性の魅力は、こんなふうなのかもしれない。
それから、大沢たかおさんが演じる悪役。「愛する者のためならなんでもやる」と息巻いている。だが、その愛されている側の当人は、「そういうことはして欲しくない」そうであり、言い換えれば、屈折した自己愛が漲っているということだろう。
大沢たかおさん、映画「解夏」とはまるで別人で悪役も演じきっている。
ちなみに、ロケ協力は、
日通池辺倉庫
アジノモトスタジアム
埼玉会館
それから、国土交通省江戸川河川事務所など。
あまり、ロケ地にこだわる必要がない。
(どこに行くのかわからないのだから。)
お行き(生き)(逝き)なさい!
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夏目雅子さん主演の映画「瀬戸内少年野球団」(篠田正浩監督)
夏目雅子さんの明るさが、キラキラした瀬戸内の風景と重なって、いわゆる「地域映画」といわれている作品。 映画の舞台は阿久悠さんの出身地の淡路島。
ロケ撮影は、阿久悠さんの故郷、その淡路島の西岸を考えたのだが、撮影当時(映画公開は1987年)、そのあたりは近代化されていて1940年代の風景を撮影することが難しかったらしい。
そこで、真鍋島や北木島など、淡路島に近い笠岡諸島で撮影されることになったという。
篠田監督といっしょにスタッフがロケハンにでかけた。 その範囲は瀬戸内海にとどまらず、日本海にまで及んだという。約30カ所の漁港を見て回ったらしい。
その末、真鍋島に決まったようである。
(月刊「You」ロケ取材号にこのことが掲載されている。)
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