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2007年9月28日 (金)

ダムで水に沈んだロケ地、映画「ふるさと」の岐阜県徳山村

神山征二郎監督、加藤嘉主演の映画「ふるさと」

神山監督はプロデューサーもかねている。

映画製作には、芸術としての作品性とビジネスとしての商業感覚のバランスが必要だが、監督が自らお金集めもしたという緊張感が作品からも伝わってくる。

ちなみに、製作費は9000万円である。

この映画は、第13回モスクワ映画祭の受賞など、数々の賞をとっている。

ちなみに、神山監督によると「モスクワの映画祭の観客はシビヤで、映画がつまらないと思うと始まって5分ぐらいで映画館から出て行ってしまう。」らしい。

ロシア(当時はソ連)の人達は、入場料金よりも時間を取るのだろうか。映画が始まって5分後に、その映画の評価を下すことなど、私には出来ない芸当なのだが。)

映画のテーマは「自然と人間」そして「老い」

すばらしい作品だ。

ロケ地は、岐阜県の徳山村。

映画では、

「山の中にいるとちっともさびしくない。」という意のセリフがある。

それは、

「人間も自然の一部だからであり、山の中は、無数の生命体があり、無数の生命体と一緒にいるから。」

「一方、都会はコンクリートに囲まれ、他に生き物といえばゴキブリぐらい。」などと神山監督が特典映像で映画の解説をされていた。

ロケ地の徳山村、昭和36年の人口は1639人。

多目的ダムが計画されたのが昭和32年。

そして村民は昭和60年に離村。

昭和62年に旧藤橋村(現在は揖斐川町)に編入合併して徳山村は廃止された。

徳山ダムの完成は来年(平成20年)とのこと。

すでに、ロケ地となった徳山村は試験湛水によって水没している。

Dsc01875

写真は、東北地方の某市で撮影したダム。

(徳山ダムではありません。)

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