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2007年4月 8日 (日)

「第3の男」と「アマデウス」のウィーン

「第三の男」も「アマデウス」もウィーンが舞台の映画である。

しかし、ロケ地は違っている。

「第三の男」の方は、第2次対戦後から間のないウィーンの街が舞台であり、ウィーンがそのままロケ地になっている。ウィーン市内の下水道、中央墓地、プラター遊園地の観覧車などがそのままロケ地になっている。

一方、「アマデウス」の方はというと、18世紀のウィーンが舞台の映画であるのだが、しかしロケ地はウィーンではなかった。ウィーンに18世紀当時の雰囲気が残っていなかったことから、チェコのプラハがロケ地になったという。

これは、「映画がロケ地ありきではない」ことを説明する好例の一つではないかと思う。

まずは面白い企画があって、魅力的なストーリーがあり、映像製作者はただそれにあったロケ地を探すだけのことである。

ロケ地のが側が、「我々の地域でどのような場所を撮りたいですか?」などど質問をしても、製作者の側からは「映画の企画にあった場所を探しているだけ」としかいいようがない。

ロケ地と製作者のすれ違いは、こんな具合で起こるのかもしれない。

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