« コンテンツツーリズムについて | トップページ | ロケ撮影の誘致効果 »

2007年4月19日 (木)

日本のロケーション誘致

「これからの日本映画の振興について~日本映画の再生のために~(映画振興に関する懇談会)平成15年4月24日発行」の冊子をみると、明日の日本映画のための施策として、12の提言がされている。

その中に、「3.地域におけるロケーション誘致への協力~いろいろな場所でもっとロケーションが行えるように~」とあり、その内容をみると、「フィルム・コミッション(自治体等を中心に設立されたロケーション(野外撮影)を誘致する非営利組織。略称:FC)の行う各地でのロケーション誘致への取り組みに関し、規制緩和、歴史的建造物等の管理者に対する協力促進の働きかけ、許諾の指針作りや、FCの全国統一組織への協力、建造物等のデータベースの開設・運用などを行う。具体的には、公共建造物の管理者に対する協力の働きかけを行う。また、関係府省が連携し、撮影及びそれに付随する行為に関する規制緩和について、FCと協議していく。・・・(以下省略)」となっていて、映画、テレビ番組、CMなどのロケーション撮影を誘致し、それを地域振興につなげようという動きは、現在も衰えることはなく、むしろその効果に期待してその活動は活発になってきているようである。

また、全国フィルム・コミッション連絡協議会の案内をみると、フィルム・コミッションを組織するメリットとして、

1)当該地域の情報発信のルートが増えます。

2)撮影隊が支払う「直接的経済効果」が見込まれます。

3)作品(映画・ドラマ)を通じて観光客が増え、観光客が支払う「間接的経済効果」が見込まれます。

4)映画・テレビを通じた地元住民の文化レベルの向上が見込まれます。

5)映画作品の質の向上に寄与します。

とあり、映像産業と地域振興のつながりの深さを感じさせる。

ところで、日本におけるこういったロケーション撮影の誘致についてみると、NHKの大河ドラマや朝の連続ドラマ等の積極的な誘致活動は今でも盛んであるが、その歴史の中でも、山田洋次監督の「寅さん」シリーズでは、地域の側からの積極的な誘致活動はいうに及ばず、そのロケ地における地元住民の心温まる熱心な支援活動には数々の逸話があるほどである。

|

« コンテンツツーリズムについて | トップページ | ロケ撮影の誘致効果 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 日本のロケーション誘致:

» ☆風林火山☆ 豪華キャストと その真相? [★新 大河 ドラマ「風林火山」 早くも暴露!!]
第16回「運命の出会い」。。。 [続きを読む]

受信: 2007年4月19日 (木) 12時40分

« コンテンツツーリズムについて | トップページ | ロケ撮影の誘致効果 »