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2007年4月 8日 (日)

映画「長い散歩」

緒形拳氏主演、奥田瑛二氏監督の「長い散歩」を映画館で見た。いい映画だったので、ぜひご覧いただければと思う。

映画のチラシをみると「人生は長い散歩。愛がなければ歩けない。」とあり、「名優・緒形拳が演じる初老の男・松太郎。彼は天使と出会い、旅に出る。しかし、社会はそれを誘拐事件とみなした・・・。」と続いている。

たしかに、誰もがあの行動を誘拐とは呼んでほしくはないだろう。映画を見終わって、「長い散歩」はぴったりのタイトルだと感じた。

さて、そこで散歩についてである。

広辞苑を引くと、散歩「気晴らしや健康のためにぶらぶら歩くこと」とある。確かに散歩にははっきりとした目標はないし、風の吹くまま気の向くままに、ただぶらぶらと歩けばよい。言い換えれば、散歩は何かの目的のための手段ではなく、別に何かを成し遂げる必要もなく、それ故に効率的である必要もないのが散歩だろう。

そして、だからこそ、散歩には意外な発見があるのではないか。そんな風に思っているから、私は「旅」の醍醐味は歩くに限ると思っている。どうも歩かなければ五感で感じることができないし、その速度がいいのである。

写真は、屋久島で何時間も足を棒にしてたどり着いた縄文杉。やはりこういった神憑ったものとの出会いは歩いて行かなければいけないのではないか。その荘厳さを感じるには、歩くことが必要ではないかと思う。

Dsc07620

ちなみに、これまで出会った映画や小説に「散歩先生」とあだ名で呼ばれる人が何人かいる。いずれも好人物である。

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