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2007年4月14日 (土)

世界の映画ロケ地大事典。「ジョーズのアミティ島はマサチューセッツ州沖合のマーサズ・ヴィニヤード島」など

世界の映画ロケ地大事典(トニー・リーヴス著・齋藤敦子監訳)という約850ページにも及ぶロケ地案内がある。

風と共に去りぬ、ローマの休日、スター・ウォーズ、ジョーズ、ロッキー、クレイマー・クレイマー、影武者、ハリー・ポッターなど、世界各国で制作された1600本以上の映画のロケ地を、9年もの歳月をかけて取材した分厚い事典である。

見ると、巻末には、ロケ地別索引があり、国、州、都市、諸島などで仕分けがされていて、どこでどのような映画が撮影されたのかが一目で分かるようになっている。

例えば、ジョーズについてみると、「舞台となる架空のアミティ島はマサチューセッツ州の沖合に浮かぶ都会人のおしゃれな隠れ家、のマーサズ・ヴィニヤード島」などと紹介されている。

「この有名なリゾートは、捕鯨基地として栄えた19世紀から町並みが比較的よく保存されており、映画のロケ地もそのまま残っている(抜粋)」ようである。

ちなみに、日本を調べると、怪獣王ゴジラ、影武者、007/私を愛したスパイ、007は二度死ぬ、ブラックレイン、乱などが挙がっている。(著者が英国生まれのためか、欧米の作品、特に英語圏の作品が多くなっている。おそらくは、日本語のためか、残念ながら数が少ない。)

この本の面白いところは、「予算の制約などで現地で撮影できなかった」などの裏話がふんだんに書いてあることである。

このシーンは、スタジオのセットで済ませたとか、そのシーンはロケ地で撮らずに別の場所で撮影してそれらしく見せたとか詳しく紹介されている。

例えば、「007は二度死ぬ」のロケ地は、日本、ジブラルタル、バハマ、スコットランド、スペインとなっていて、「オオサト化学の本社は千代田区紀尾井町4-1にあるホテル・ニューオータニ、1964年の東京オリンピック開催に際して建てられた四角く巨大な豪華ホテルだ。(抜粋)」などと事細かに紹介されている。

また、続けて、「ヘルガ・ブラントの飛行機を日本のどこかに不時着させる場面はスコットランドのフィンメーで撮影・・・」

さらには、「麓にブロフェルドの隠れ家のある活動休止中の火山は、日本の南にある島、九州(やはり、九州のことを日本の南にある島と紹介している。)の南にある鹿児島に近い霧島国立公園にある。隠れ家の屋内場面は、パインウッド撮影所の敷地にテントを張り、その下に100万ドルかけて巨大なセットを造って撮影した。(抜粋)」などと続いていてロケーション撮影の裏話を知ることができる。

Dsc05531

鹿児島で撮影した桜島。映画007に出てくる活動休止の火山とはこの桜島。

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» 蟲師 [蟲師]
蟲師の映画について書きました。蟲師の映画はおもしろいですよね。 [続きを読む]

受信: 2007年4月14日 (土) 17時36分

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